アンプシミュレーターLine6 POCKET POD のレビュー

アンプシミュレーターLine6 POCKET POD をご紹介いたします。

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最も有名なアンプシュミレーター POD


アンプシュミレーターとしては抜群の認知度とシェアを誇る Line6 の POD ですが、PODの豊富なラインナップの中でも、もっともコンパクトなモデルです。
その重さはなんと 170g で、一般的なコンパクト・エフェクターよりも軽いです。

サイズは POD お馴染みのマメ型で、他のモデルよりも一回り小さく、幅約 127mm、縦 87mm、 高さ 50mm です。
まさに手のひらサイズですね。

これだけ小さいと、ライブでの使用もしてみたいところですが、その為に本体背面には、ベ ルト等につけられるクリップがついており、これがあれば、アンプやエフェクターを通さず にミキサーへ音を送ることができます。

 

アンプ


これだけコンパクトにも関わらず、アンプシュミレーターの肝であるアンプの種類は、何と 32 種類も入っています。
Small Tweed、Tweed Blues、Black Panel、Boutique、Brit Class A、Brit Hi Gain、Jazz Clean といった、クラシックモデルからモダンなものまで大きくカバーしています。

 

キャビネット


POCKET POD は、キャビネットもアンプとは無関係に 16 種類から選択できます。 ヘッドに 32 種類のアンプ、キャビネットが 16 種類あるということは、500種類以上の組み合わせが可能となります。

 

エフェクト


コンプレッサー、トレモロ、コーラス、フランジャー、ディレイ、リバーブという定番のも のはすべて網羅しており、全部で 16 種類のエフェクターが内蔵されています。

 

使い方1〜DAW と組み合わせて


DAW のオーディオ録音に関しては、オーディオインターフェイスにエレキギターを挿して 録音するのですが、かけ録り(歪み、空間系のエフェクターやシュミレーターをDAW上でかけたまま録音すること)をすると、コンピュータに大きな負荷がかかり、クラッシュの原因になります。
しかし、クリーントーンで録ると、歪系の音をイメージしている場合等は演奏音にギャップがありすぎて違和感につながります。

こういうときは、オーディオインターフェイスとエレキギターの間にPOCKET PODをかまします。

POCKET POD は USB でもコンピュータとつなぐことができ、そのセッティングをコンピュータ上のソフト(Vyzex Pocket POD)で行うことができます。
さらに、自分独自のセッティングをファイルとしてコンピュータ上にいくつでも保存できますので、一度決めたセッティングのメモをする必要はありません。

 

使い方2〜マルチエフェクターとして


上述したとおり、これ一台でエフェクター、アンプ、キャビネットを兼ねています。
つまり、一台とエレキギターがあれば、好みの音が出せるのです。
しかもこのコンパクトさなので、ライブツアーなどの運搬の心配も一切ありません。
単4電池4本の電池駆動ができるので、配線もギターケーブルのみです。

とにかくコンパクトで高機能な POCKET POD、ぜひお試しください。

 

関連サイト


Line6
http://line6.com/

Pocket POD
http://line6.com/pocket-pod/

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宮脇拓也

宮脇拓也

webエンジニア兼ライター、DTM REVIEW編集部。
現在作曲に没頭中。
宮脇拓也

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