[レビュー]エレキギター : Fujigen のテレキャスターについて

エレキギター : Fujigen のテレキャスターについてのレビューFujigenのテレキャスターについてレビュー致します。
最近ではNorthern19のけんたろう君なども使用していて、ロック/パンク系からセッションプレーヤー、テクニカルプレーヤーまで幅広く使用している方も多いギターFujigen,最近、楽器屋でもよく見るようになりかなり安定したサウンドとピッチ感で人気のあるギターです!



ちなみに私が所有しているモデル,Fujigen NCTL-EC custom house made

★スペック


Body

Light Weight Ash 1 Piece(color:see through red)

Neck

Maple 1 Piece, 324mm Scale

Finger Board

Rosewood ,Circle Freting System, 250mmR,22F

Neck plate

FREEDOM CUSTOM GUITAR RESERTCH brass3mm

Peg

SD91-05M

Pickup

front GOTOH Special Made

rear DIMARZIO Fast Track T

Bridge

3way(Saddle:Graphtech String Saver 3pc)

Control

1 Vol, 1 Tone , 3 Way Lever


 ★Fujigenについて

1960年創業、長野県に本社工場を構える世界屈指の国産エレキギターメーカーです。

80年代には既に月産本数世界一を達成しているそうです。

しかし、それほどまでのメーカーが何故一般的にはそれほど知られていないかというと、自社ブランドの製造よりも有名ブランドのOEM製産を中心に行ってきたメーカーであるためです。

各社、年代にもよりますが昔からある国産有名メーカーのほとんどがフジゲンで製造されたと言われています。

そのFujigenですが、これまでのエレキギター製造で培ったノウハウを存分につぎ込んで制作されている自社ブランドが現在では世界中で多くのミュージシャンに使用され、楽器屋でもよく見かけるようになった「FUJIGEN」「FGN」です。

ここ数年でかなり一般的となった「FUJIGEN」ブランドですが、僕と「FUJIGEN」との出会いは10年前に遡ります。

現在、「FUJIGEN」東京工房であるカスタムハウスは池袋の楽器街付近に構えられていますが、当時は同じ池袋でも雑司ヶ谷という土地に構えられていました。

僕の地元でもある雑司ヶ谷に構えられた、10代の僕にはちょっと敷居の高い工房でしたが、「これは縁だ」と思い、思い切って門を叩き、オリジナルのネックを作ってもらったのが、最初の出会いでした。

若かった僕は、それを使用した最初のライブで叩き割るという最低な行動を犯したのです。(笑)

さすがに工房に持ち込めず、アロンアルファで無理矢理直して1年程使っていたのですが、やはりまた壊れ、2本目のネックを制作していただく事になりました・・・

 

★CircleFretingSystem

通常、ギターというのはどこを押さえても100%ピッチが合うという事は不可能な楽器なのですが、それをフレットを円弧の形にすることで、ピッチを綺麗にそろえる、という画期的なシステムです。

fujigen CircleFretingSystem

わかりづらいですが、フレットという鉄の棒が若干丸みを帯びて弧状になっております。
そのおかげでハイフレットでもピッチが安定していたり、極度に歪ませたサウンドでも分離のよい澄んだサウンドになります。
fenderなどに比べると良くも悪くも上品なサウンドです。

このCircleFretingSystemをはじめ、指板やネックグリップなどネック周りが非常に丁寧に仕上げられているため、ものすごく弾きやすいです。

他にも最近では量的に少なくなってきているのかあまり耳にしませんが、五大湖に伐約70~250年以上沈められていたハードウッドを引上げ乾燥させた銘木「TIMELESSTIMBER」を使用するなど、「FUJIGEN」には他のメーカーにはない画期的なテクノロジーがあります。

 

★レギュラーのNCTLシリーズとの違い

まずNCTLというのはneoclassicシリーズテレキャスターの型番で、「FUJIGEN」に於けるスタンダードなテレキャスターになります。
僕のギターはレギュラーラインの中では上位機種のNCTL-20Rに近い一番使用になっています。

元々、3年以上工房に未使用で寝かされていたボディとネックをカスタムハウスのスタッフさんが組んだギターを僕の要望も交えカスタムしているのでパーツに関しても特別仕様になっています。

では上から順に相違点を解説致します。
まずヘッド。ロゴが違います。現在「FUJIGEN」のロゴは大文字で「FGN」 、僕のテレキャスは旧ロゴなので小文字スパケッティ系の「fgn」です。

fujigen ロゴ

 

2010年くらいから海外進出も意識されてロゴを変更したと聞いています。
次にネック。ほぼレギュラーラインと同じですが、レギュラーの価格の安い機種ではフレットの端の処理が異なり、やや引っかかる印象でした。僕のものは相当丸めてあります。ネックヒールのネックプレートはFreedomのブラス材に変更しています。ちょっとしたパーツですが、これを変えるだけで劇的に響き、鳴りがよくなります。

ボディ材はライトウエイトアッシュ1ピース。単板の方が濁りが少ない印象はありますが、濁らなければいいというものではないのでピース数は少ない方がいいということはなく音色の好みだと思います。

僕がこのギター以前に使っていたテレキャスはアルダー3ピースですごく実の詰まったような、ちょっとグチャッとするくらいの音がしていてそれが好きでした。アルダーの特性もありますが、3ピースという点もあったと思います。

だから最初アッシュ1ピースの音はスッキリしすぎる印象でなかなか慣れませんでした。

フロントPUは謎のGOTOH製。(笑)ぶっとい音がします。ただ蝋漬けされておらずハウりやすいのが難点。そこが音の太さの理由でもあるので悩ましいところです。

リアはディマジオのシングルサイズハムバッカーfast  trackTに変更しました。フロントのサウンドが太いので違和感なくPUセレクトできます。普通のハムバッカーよりもニュアンスを出しやすく、なおかつ歪ませればしっかり歪むので非常に気に入っています。

そしてブリッジは昔ながらの3way。レギュラーと同じですが、コマはGrahtech社のカーボン製のものに変えてあります。このコマは以前から使用していてほとんど全部のギターに取り付けています。元々はチューニング安定のための試行錯誤だったのですが、サウンドにもたらす効果も非常に大きく、ブラスに比べると割と丸い音になるのでテレキャスのキンキンサウンドを取り除く為に使用しています。これは好みによってはデメリットにもなりますね。というかテレキャスをこんな風に使う事の方が間違ってるかもしれません。(笑)

回路は見ると気になり出してしまうので、ほとんど見てません。(笑)おそらくレギュラーとほぼ変わらないかと。

 

このギターを最初に組んだスタッフさんは割と落ち着いたサウンドのテレキャスを想定して組んでいたようなのですが、チューニング下げてズンズクやるような子に育つとは思っていなかったでしょうね。

育て方が悪くて不良息子になってしまいました。すみません。(笑)


 ★テレキャスターへのこだわり

僕がはじめてテレキャスターを手にしたのは中学3年の時でした。

それまで派手なギターが好きだったのですが、なぜかFender Japanの60sTELECASTER(しかもヴィンテージホワイト)に惹かれてしまったのです。

当時は90sV系全盛期。誰もテレキャスなんて質素なギターは使っていませんでした。子供ながらにこのシンプルさに究極を感じたのでしょうか?真相はよくわかりませんが、それから「一生テレキャスだけを弾く」「世界一テレキャスが似合うギタリストになる」などと思ってしまったのです。

ただ派手好きは変わらず、買った早々ピックガードをショッキングピンクに塗ってしまいました。(笑)

 

telebuster

 

それから数年かけて改造し続け、前述のように「FUJIGEN」 でネックを制作してもらうまでに至り、最終的に元のパーツはボディだけとなっていました。(笑)
音で選んだわけでもなかったので、どんどんテレキャスサウンドからはかけ離れていきました。

一時期は「どうしてテレキャスでそんなに重い音が出るんですか?」って聞かれるのがとてもうれしかったです。今考えるとそんなに重い音でもないんですが。(笑)
約10年ほどメインギターとして使用してきたそのテレキャス。またしても最低な事に酔いつぶれて寝ているところで、盗まれてしまったのです。

(それから4年以上経ちますが、今も行方不明です。知ってる方は教えてください。w)

その後、新たなギターを探し求め、色んなメーカーの色んなタイプのギターを弾きましたが、結局しっくりきたのはやはり「FUJIGEN」のテレキャスターでした。
現在は他メーカーのテレキャスターも所有していますが、どれもテレキャスらしい音がしないのです!(笑)

「この板きれのような貧弱でずぼらなギターから繊細かつ極太サウンドを出す」それが僕の変わらぬ理想です。LED ZEPPELIN初期のジミーペイジもテレキャスターです。SLIP KNOTのジェイムズルートも形だけはテレキャスターです。(笑)


  ★FUJIGENはとにかく弾きやすい

そんなこんなでかれこれ15年近く「FUJIGEN」ネックを握っているのでこれ以上しっくりくるものなんてありません!
押弦のピッチ感というのはギターやセッティングによって異なりますが、それさえ慣れてしまえばこれ以上弾きやすいギターはないのではないかと思います。

ちなみにこちらは試しに音色サンプルとしてクリーン、歪みなど弾いてみました。ざくざくしていてなかなか粒立ちもよく気持ちいいテレキャスサウンドだと思います!聴いてみてくださいね!


関連サイト

フジゲン
http://www.fujigen.co.jp/



Comments

  1. なんかたどり着いてしまいました。
    私も、fujigenテレを愛用しています、
    レギュラーラインのNCTL-20ですが。
    テレキャスが好きで何本か持っていたのですが、fujigenが一番いいと
    実感しています。

    で、まったく同じようにリアにfast track Tを使用しています。
    このピックアップもすごく好みです。バシバシした感じで。

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