音楽制作を自宅でしている人にとって、レコーディング環境というのは常に悩みの種になります。
大きい音を出すと近所迷惑になってしまったり、いい音の跳ね返りがないとか、部屋の形によってはローがたまるとか、、、
皆さんもそんな時にもし自宅に防音室があったりいい吸音がされてたら、ボーカルやバイオリンやエレキアンプなどもいい音で録れて近所迷惑対策にも繋がるのにと考えたこともあるかもしれません。
今回はそんな自宅に防音室を作りたい、吸音をしっかりしたいと考えている人のために購入する前に考える事や押さえておきたいポイント、また購入してから注意しなければいけないポイントを自分の経験を交えてお伝えしていきます。
自分が防音室の購入を考えた3つの理由
そんなわけで 僕が防音ルームを自宅に構えようと思ったのはちょうど一年ほど前の引っ越しがきっかけでした。(というか防音ルームを持つために引っ越したというか、、)
防音ルームを購入しようと思った理由は大きくわけて3つあります。
住宅街に引っ越したので爆音で音を鳴らす事が厳しく、防音をしっかりしないと歌録りを部屋で録る事は難しいという事
>前のワンルームに住んでる時に、PC(自作WINDOWS)のファンの音がワンワン回ってる中、普通にボーカルの本ちゃんRecなんかもしてましたが、 やはりノイズがのったり部屋の音の跳ね返りの音がマイクにものってしまい、もっといい音で録るには、専用レコーディングブースが必要だなと。
三つ目は自宅制作でのギター録りやベース録りは当然アンプを鳴らせないた、 ラインでオーディオインターフェイスに繋いでアンプシミュレーターをプラグインに立ち上げて音を作ると言う事が多いわけですが、もし自宅でもきちんとアンプを鳴らしてレコーディング出来たら、わざわざスタジオを 借りなくてもよくなったり、手軽にアンプレコーディング出来るなという狙いからです。
そんなわけで僕の自宅スタジオ防音室導入計画が始まりました!防音するにあたって自分の中でここはしっかり考えたいというポイントは
- 近所に迷惑がかからない
- ミュージシャンが気持ちよくレコーディング出来る環境
- リーズナブルに仕上げる!!!
- 大きさは1.2畳~1.5畳
この4つが大事でした。当たり前な事なのですが、なにより3は絶対で、そりゃお金をかければ誰だってしっかりした防音は出来ますけど、そこは個人レベルの話ですのでどこまで個人レベルでリーズナブルに防音環境をゲットするか!ここがポイントです。
大きさに関しては、以前知り合いの自宅スタジオでレコーディングしたときに使っていた防音室が0.8畳だったのですが、その大きさだと一人入るとちょっと窮屈に感じたので、もう少しだけ大きめにして快適な広さで且つアンプなども録れるくらいの、でも大きすぎると部屋もせまくなってしまうので適度な大きさのものがいいなと思い、1.2~1.5畳くらいで探したいなと思っていました。
そこで手始めにリーズナブルに防音をするための方法をいくつかピックアップしてみました。
まずは
卵パックで防音!
こ僕の知り合いも結構やってます。卵パック敷き詰めることで音が吸音されモニターしやすくなるんです。卵パックだと近所のスーパーからもらえたらりするのでたくさん集めるとうまくいけばただで吸音出来ちゃいます!
これは防音/吸音のお試しとしてはいいですが、きちんと防音となるとあくまで気休めという感じになってしまいますね。しかも僕の制作ルームは友達を呼んで鍋とか飲みなんかもするので部屋中に卵パックが敷き詰めてあるとなんか雰囲気が変になっちゃうかもと思いちょっとこれは却下しましたが、
こんな感じで僕もスピーカーの後ろに付けてローの周りが吸音されるように卵パックを付けています。
段ボールで防音室を自作!
え、これが段ボールで出来てるの??
この動画を見たときはびっくりしました。実際音のレベルを計るとかなり防音/遮音されてます。なにげにアジアンチックな雰囲気も醸し出しててすごく素敵と思いましたが、自分は不器用で図画工作が大の苦手なのでこれを作るのは到底無理だなと、、、だいたい段ボールやその他材料で10万弱くらいで作れるようです。そう考えると安いような高いような、、、
作り方は
gigazine:http://gigazine.net/news/20120411-sound-absorbing-material/
で特集されているので是非見てみてください。
簡易防音室を購入
VERY-Q
という簡易防音ルームシステムがあります。自分も実際にロックオンに見に行ったんですが、なかなかいいですよ!自分で自由に組み合わせて大きさや形はアレンジが出来る防音・吸音パネルシステムです。値段もリーズナブルでとりあえずはこれで防音ボース作ると言うのもありだと思います。
自分も結構悩みまして、ボーカルをレコーディングするだけならこれもいいなと思ったのですが、ギター/ベースアンプまで鳴らせる環境を作りたかったのでもう少ししっかりしたものにしたいなと思い見送りましたが大きさや予算に合わせてちょっとずつ買い足していけるのでなかなかいいんじゃないでしょうか。デメリットは閉め切ると夏は暑そうだなと思いました。扇風機が必須かもですね。後は下が防音されないのでマンション等では下の階等に音が漏れてしまうかもしれません。
まとめ
今回は自宅に防音室を構築しよう〜その1としてもっとも簡易的に防音出来る方法を紹介しましたが、自分はもう少ししっかりした防音室を構築したかったので次はもう1ランク上の防音室構築手段を紹介します。ゆくゆくは自分の防音室も紹介するつもりですので是非弾き続き読んでいただけたら幸いです。
今回は自宅に防音室を構築しよう〜その1〜をお伝えしました。
takahide azuchi
ゆるーく時に真面目に音楽やってます。
ベース弾き/作曲/アレンジ/マニュピレート
Studio One/Ableton Liveなど使用
みなさん、レビュー書いて〜!
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