[レビュー]エレキギターPRS SEについて

[レビュー]エレキギターPRS SEについてギターを始めたいけどどのギターがいいかわからない、値段としては10万円以下くらいでしっかりしたギターを探しているそんな時におすすめしたい1本がPaul Reed Smith SEです。(以下PRS SE)今回はそんはPRS SEについてレビューしたいと思います。



PRSのギター、とりわけよく目にするのがcustom24かと思いますがこちらは比較的高額なギターになります。安くて20万円程度、基本的には25~30万円します。なので初心者の方にちょっと難易度の高いギターかもしれません。しかし、PRSのギターの良さを知ってもらいたいために廉価版のPRS SEが開発されました。使っている木材などはすべて同じですが所々のパーツがPRSの自社製品を使用していたり、ギター本体の組み上げを韓国の工場に委託しているので安いです。廉価版なのでそうでないものと比べるといささか音の違いは気になりますが、値段を考えるとかなりコストパフォーマンスは高いと思います。


 エレキギターPRS SE購入理由

[レビュー]エレキギターPRS SEについて

 私は2本目のギターとしてPRS SEのOrianthiモデルを購入しました。確かヤフオクで中古だったと思います。中古と言ってもほとんど弾いてないみたいで傷一つありませんでした。PRSが欲しかった理由としては好きなアーティストが使用していたからです。なにせPRSのギターを使用しているアーティストはたくさんいます。やはり自分の好きなアーティストと同じメーカーの楽器を使えることは嬉しいですし、今後のモチベーションにも繋がるのでおすすめです。


 エレキギターPRS SE基本スペック

まずボディですがメイプルトップのコリーナ材です。次にネックですがネックはメイプルで指板がエボニーです。ローズウッドだと思っていましたが公式サイトによるとエボニーらしいです。材木の価格は原産国によって変わってくるので何とも言えませんがコリーナは比較的お高いです。その他のパーツに関してですが前述の通り、ペグ・ピックアップ・ブリッジのすべてがPRSの自社製品になっています。Custom24との比較ですがボディ材がコリーナからマホガニーに変更されています。そしてネックですがネックはマホガニー、指板はローズウッドに変更されています。やはり木材だけでもそれなりのコストダウンがされているみたいです。


エレキギターPRS SEを使用してみた感想

やはりPRSだけあって音は抜群に良いです。私はリアピックアップのみを利用して鋭い音を出して使っていますが、フロントピックアップは暖かみのある音なので使いどころは多いと思います。指板のインレイもPRS独特のバードインレイになっていますし、12フレットはOrianthiのOがインレイになっています。音・デザイン共に不満はありませんが唯一欠点を挙げるならばチューニングが面倒です。ブリッジはトレモロシステムのものなんですがこのタイプはチューニングが面倒なことで有名です。1本合わせたら別のところが狂ってを繰り返して少しずつ合わせるしかありません。その上ロック式ではないので次に弾く時にはチューニングが狂っていて合わせ直しなんてこともあります。なにせペグがPRSの自社製品であまりよろしいものでもないみたいなのでこんなことになります。それを除けば申し分ないギターだと思うんですが。


他ギターとの比較

[レビュー]エレキギターPRS SEについて

現在同じくらいの価格帯のギターでBurnyのSGを所有しています。貰い物のギターなのではっきりした値段が分からないのですが、8万円前後だと思います。見た目の大きな違いとしてはSGの方がネックがスリムです。写真では分かりにくいかもしれませんが、実際に持ってみると明らかにSGの方が持ちやすいです。例えば手の小さい女性などには好まれるタイプかもしれません。次に音に関してですがどちらもハムバッカーを装備しているので似た音になるかと思われますが、まったくそんなことはありません。PRSの音はどちらかと言えばレスポールに近いものに感じます。若干PRSの方が低音が弱くて高音が強いイメージです。なので私はリアピックアップのみで使っているわけですが。SGの方の音はどうかといえば中音域が主体の音です。むしろSG=中音域ぐらいの勢いなのでこれは言わずもがなというところでしょうか。


その他の感想

普段はベースを弾いているので重さについてはあまりあてにならないかもしれませんがPRS SEは重いということはないと思います。長時間弾いていても肩が痛くなるようなこともありませんしバランスも悪くないです。また、付属品についてですがPRSのストラップと赤色のギグバッグ、アームと安っぽいシールドと六角レンチが付属しています。安っぽいシールドは問題外ですがストラップや六角レンチは嬉しい付属品です。ギグバッグは真ん中に大きくSEと入っているのでそれが気にならない方であれば使うには十分なものだと思います。


まとめ

PRS SEについての記事を書かせていただきましたが、ギターはルックス、音の好みで千差万別です。其の中でもPRS SEは総合的にレベルの高いギターだと思います。初心者〜一歩上のギターが欲しい方などにおすすめのギターではないでしょうか?

今回はエレキギターPRS SEについてのレビューでした。


関連サイト

Paul Reed Smith
http://www.prsguitars.jp




 

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DTM機材やギターやベース等の楽器等、音楽制作に関わる機材を実際に使用した人が、本音レビューをお送りしています。たまに音楽NEWSなども書いています。
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