ピアノ・キーボードを上手く聞かせる7つのポイント~その2~

タイトル前回ピアノ・キーボードを上手く聞かせる7つのポイント~その1~の続きをお送りします。

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4.ピアノ・鍵盤楽器の役割を考える


ピアノは色々なジャンルの曲に使用できる楽器です。ソロピアノやロックバンド、オーケストラ、ジャズ等、汎用性の高い楽器だと思います。

ピアノ1つとっても、「丸い音色ピアノ」「硬い音色ピアノ」「コーラスのかかったようなピアノ」等、色々な音色のピアノがあります。
楽曲でピアノを使用する際は、ジャンルにあった音色のピアノを選ぶことが必要です。

05_よいピアノ音色.mp3


06_悪いピアノ音色.mp3


上記2ファイルを貼り付け

さて、よい・悪いとファイルネームつけましたが、実は悪い方がよいと感じる方もいるかもしれません。

よい・悪いをつけた説明としては、こういうしっとりとした楽曲において、ピアノは固い音より丸い音の方が合うと私は思ったからです。(丸い=柔らかい感じがする)
反対に、悪い方では、ピアノにコーラスがかかっており、しっとりとした雰囲気を損ねてしまうような音色だと思ったからです。

しかし、このようにピアノの種類を変えるだけでも、楽曲の雰囲気が大きく変わったことは実感できたかと思います。

やはり、ジャンルにあった楽器を選ぶことが、うまく聞かせるポイントの前提だと思います。

ピアノ・鍵盤楽器の役割とは、例えばソロピアノであった場合、存分にピアノを聞かせるようにアレンジやMIXを行います。

ロックバンドでピアノを使用する場合、どうしてもギターやドラムの迫力に負けてしまいます。なかなかピアノが立つ事は無く、ぶっちゃけ、「ピアノ必要なのかな?」と思うこともあるかもしれません。
しかし、実際には重要なパートなのです。聞こえていないようでも、無くしてしまえばその楽曲の良さまでなくなってしまいます。

ジャズ、例えばトリオジャズでは、メロディーやコードをピアノで演奏しなければなりません。ルート音はベースに任せられます。

このように、ジャンルによってはピアノの役割が大きく変わります。
鍵盤弾きはどうしても自分の楽器を目立たせたい気持ちになりますが、ピアノの役割を十分に知り、楽曲を良くする万能楽器として構えると、良いプレイ、良いアレンジができると思います。

 

5.ピアノ・鍵盤楽器のMIXについて


上記4.の役割と同じく、MIXに関してもジャンルによってMIXを変える必要があります。
例えば、ロックバンドの中のピアノでは、バッキングとしてのピアノは前に出る必要はありませんが、ピアノソロやBメロ等で雰囲気を変えたい場合には、フェーダーでボリュームバランスを整える必要があります。

また、ロックバンド想定だと、メンバーの配置も考えます。
ギターはRに振り、ピアノはLに振る。しかし、ピアノソロの場合のみセンターにパンを設定する。
(もし、メンバーが移動しない想定であれば、パンはそのまま…等)
これも楽曲の想定でMIXを行う必要があります。

 

6.ピアノを1本でMIXしない


MIXの状態を作る際に、ピアノトラックを1つにしないほうが良い場合もあります。
上記5.にも記載したとおり、ピアノを効果的にMIXするには、バッキングやソロ等、展開に合わせてトラックを分けてMIXを行います。

もちろん、1つのトラックでフェーダーを変えたりエフェクトを切り替えても良いのですが、多くなってしまい混乱してしまう可能性があるので、想定していれば先にトラックを分けておくほうが良いですね。

なお、トラックはすべてステレオトラックに書き出したほうが良いです。最近のピアノ音源では、生ピアノのように、低い音程はLチャンネル、高い音はRチャンネルと振り分けられているので、ステレオ効果を残したい場合は、ステレオトラックで書き出したほうが良いですね。

これも、楽曲の用途に応じて分けてください。

さて、それぞれのパートでMIXした場合は最終的にはグループチャンネルに送って、コンプ等でまとめましょう。

もともとは1つのピアノで演奏していることを想定なので、まとめて一体感を加えてやるのです。
コンプであれば、本当に薄くかける程度で良いですし、コンプを掛けたくなければデフォルトの数値のままでも構いません。

意味あるの?と私も最初思いましたが、まぁ1つのエフェクトを通すことで、音質がまとまる…という風に色々な書籍に記載してありますので、おまじない程度に考えても良いかもしれません。

 

7.ピアノから発展する鍵盤楽器


これまで、ピアノを中心とした上手く聞かせるポイントを紹介しましたが、ピアノを弾く事ができたならば、他の鍵盤楽器も練習したほうが絶対良いです。

当然、ピアノと同じような弾き方では、効果的にならない楽器もありますが、鍵盤配列は全く同じです。

ギターとベースは弾き方に若干違いがあり、練習の方法を買えなければなりません。
バイオリン・ビオラもそうですし、トランペット・サックスもそうです。

鍵盤楽器だけが、奏法を大きく変えずとも演奏できる楽器です。
弾き方の話を少ししますと、オルガンは減衰しない楽器で、鍵盤を話したタイミングで音が消えますので、次の音まで抑えっぱなしにしなければなりません。「弾く強さ」という概念がありません。ボリュームは、足元のペダルで調整します。

ローズピアノは、ピアノに比べて倍音成分の多い楽器です。
例えば、低い場所でクローズボイジングを弾くと、モコモコになってしまい、濁った音になってしまいます。
ボイジングに注意して演奏する必要があります。

フェンダーローズ
ローズ・ピアノとは、ジャストこの製品の事を指します。フェンダー・ローズ。
非常にアダルトな雰囲気の音がでます。R&B、HIPHOP等のジャンルによく使われます。

ウーリーツァー

ローズを語れば、必ずウーリーツァーも挙げなければなりません。音的にはローズに近いものがありますが、こちらはローズより明るい感じの音がします。Funk等のジャンルでよく使われていました。ローズとウーリーで、ガラリと楽曲の雰囲気が変わります!

クラビネットは、更に打楽器的に弾いて、グルーブを表現する楽器です。ギターのようなカッティングや、ワウペダルを使ってファンキーな楽曲に活躍します。

フェンダーローズ ウーリーツァー
クラビネットも、ローズやウーリーと共に代表鍵盤楽器として挙げられます。
ローズやウーリーとは違い、どちらかと言うとギターに近い音です。
ギターのカッティング、スリーフィンガー奏法等も、これでできちゃうぐらい、かっこいい鍵盤楽器です。
このように、同じ鍵盤楽器でも種類が変われば色々なジャンルに対応できるようになります。
ピアノとは違った効果を演奏できるので楽しいですよ。

最後までご拝読ありがとうございました。

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アミューズメント関係のサウンドを制作しています。Cubaseを用いて、作曲や効果音の制作を行っています。家ではバンドや結婚式用の楽曲や映像制作を行っています。楽器はキーボードを担当です。
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