ピアノ・キーボードを上手く聞かせる7つのポイント~その1~

タイトル今回の記事は、ピアノ・キーボードを上手く聞かせる7つのポイントです。
鍵盤楽器の演奏や、打ち込みでのポイント等を紹介致します。

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1.生ピアノに敵うピアノ音源無し


これは、筆者が長いこと追求した結論です。
ピアノを上手く聞かせる具体的なポイントの前に、このポイントを抑えておきましょう。
なにげに大事なことだと思います。

ピアノテック

ピアノ音源は多くのメーカーから発売されています。Ivory Pianoteq KompletePiano…などなど。
どれも独特のピアノ音源であり、すべてリアルなピアノ演奏を可能にしていると思います。

Moddart PianoTeqは、サンプリングではなく、物理モデリングによりピアノやローズなどの音を
表現している。評判は賛否両論だと思うが、演奏する上では最高の音源だと思う。
物理モデリングな為、容量は激低。およそ40MBのファイルサイズという小ささも魅力

ギャラクシー㈼

Galaxy はBestService社から販売されている。Steinway Dなど、ピアノを知らずとも名前ぐらいは聞いたことのあるぐらい有名なピアノのサンプリングで、上品なピアノを演奏することができる。

ネイティブインストゥルメンツ

おなじみ、NativeInstruments社のKompleteシリーズより、NEWYORK GRANDピアノ
残念ながら、私はメインで使用はしないが、スケッチ程度に使用するケースは多い。

私も生ピアノの感覚を再現すべく、数々のピアノ音源を購入しました。MIDIキーボードもハンマーアクションのものを購入したりと、いくつものアプローチを行いました。

しかし、どれも物足りないのです。

結局、ピアノと言うのは、いくらサンプリングで綺麗な音を録音できたとしても、
打鍵時の弦の響きや箱の鳴りが目の前に感じられない以上、ピアノ音源で生ピアノの表現は無理に等しいのだと思いました。

もし、ピアノ音源を生ピアノに近づける努力をしているのであれば、決して叶わない事だと思います。その時間を別の練習などに当てたほうが良いです。

ピアノ音源はピアノ音源と割り切ること。
生ピアノを表現したければ、生ピアノから録音すること。
上手く聞かせるポイントの具体例ではありませんが、案外こういう割り切りが良いプレイにつながったりします。

 

2.弾かなければ上手く聞こえない


もし鍵盤が引けなく、打ち込みで鍵盤楽器を表現しようとしているのであれば、鍵盤らしさ…は
表現しにくいと思います。

これは、ギターやバイオリン等にも言えることですが、打ち込みである以上、ありえない弾き方になってしまう可能性があります。

もちろん、狙った効果であるならそれもありですが、例えば「ピアノ」を表現したいのであれば、手で弾く以上の再現はありません。
しかし、慣れていないと両手での演奏はなかなか難しいかもしれません。しかし無理に両手で引いてリズムなどがずれるより、片手または1音だけでも手で弾くことが重要です。

1音でも、ピアノを弾いた以上、そのパートはピアノらしい楽曲になります。

 

はじめの方が、メロディーのみをリアルタイムで引いたもの、
後ろの方が、すべてを打ち込みで引いたものです。

リアルタイムの方は、ベロシティーもバラバラで、タイミングも若干ずれていたりしますが、
これは演奏者の個性なので、生っぽさが演出できます。

すごくずれてしまった場合は、その部分だけを修正しても良いのです。それだけでも生っぽさが表現できます。

すべて打ち込みの方も、これはこれでありですが、しっかり聴き比べてみると、メロディーの強さが常に一定で、生っぽさは表現できていないように聞こえます。

メロディーだけでもリアルタイムにすることだけでも、生っぽいピアノになったのではないでしょうか?

 

3.それでも打ち込みでピアノを表現したい


しかし、DAWは例え楽器を引けなくとも、曲を作ることができる便利なソフトです。
ピアノだって弾けなくともそれっぽく打ち込めばピアノを表現することは可能です。
いくつか、打ち込みでのポイントをご紹介します。

・ベロシティー
ベロシティーは一定にしない。これは弾いた時のことを考えて頂くとおわかりですが、常に一定のベロシティーで演奏する人間は存在しません。打ち込んだ後必ずベロシティーを散らすようにしましょう。

これは、メロディーでも和音でも同じことが言えます。
また、もう少し考えると、右手左手を想定してベロシティーを設定すると、表現力が増します。高音の速弾きソロの場合、だいたい右手で弾きます。

ピアノは、どの指も同じ音量・強さで弾くことが基本ですが、それでも親指より小指のほうが力が弱くなります。

なので、右手高音部で小指で弾く事を想定すると、ベロシティーを高めに設定しては不自然かもしれませんね。

そういった、想定でベロシティーを設定すると表現力がアップすると思います。

・再生タイミング
これもベロシティーと同じ考えです。
打ち込みでは、正確なタイミングで再生させることが可能ですが、これも人間の演奏ではありえません。単音、和音共に必ず前後にぶれます。

和音に至っては、例えば3和音すべてが同一タイミングで再生されることはありえません。
ということで、アバウトで良いので、打ち込みの再生タイミングをずらすことで、ピアノの表現力がアップします。

全ての音符に対応すると時間もかかるので、無作為に、割といい加減にずらしても構わないと思います。(時には、「ずらさない」音があっても良い)

・デュレーション
次に音符そのものの長さです。
ピアノの奏法には、スタッカート、テヌート、メゾスタッカート等、長さを指定する記号が多くあります。

それだけ、ピアノは音符の長さが重要な楽器ということです。
そのため、打ち込みによって毎回同じ長さだと、突然に嘘くさいピアノになります。

ジャンルによって、音の長さで曲の良し悪しが変わります。ピアノを表現するには一番大事な要素だと思います。

良いデュレーション

 

悪いデュレーション

上記2曲は、全て打ち込みのピアノです。
音符の長さ(デュレーション)のみ、変更してあります。

よいデュレーションとダメなデュレーションの画像を比べてみてください。
短いところは、16分音符より短くなっていますね。

ピアノの楽譜では、スタッカートと呼ばれる演奏記号になりますが、こういった細かい箇所のデュレーションをこだわるだけでも、うまく聞かせるポイントになります。

 

まとめ


以上ピアノ・キーボードを上手く聞かせる7つのポイント~その1~をお送りしました。次回続きもお楽しみくださいませ。

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アミューズメント関係のサウンドを制作しています。Cubaseを用いて、作曲や効果音の制作を行っています。家ではバンドや結婚式用の楽曲や映像制作を行っています。楽器はキーボードを担当です。
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