ベーシストの中でも音をブリブリに歪ませてドライブしたい!なんか音がクリアすぎてエッジがないからもっとロックなサウンドにしたいと思ってる方も多いと思います。(僕もその一人!)ここのレビューではエフェクター単体をレビューするのはめずらしいですが、今回はベースの歪み系エフェクターVoodoo-bassのレビューをしたいと思います。
ROGER MAYER VooDoo-Bassの説明
ロジャーメイヤーはジミヘンが使っていた事で有名なメーカーです。Gain Tone Volと3つのダイヤルがありそれをいじるシンプルな作りです。2種類のアウトプット:バッファー・アウト(2アウト)と、ハード・ワイヤード・アウトをつけていて使用環境に応じて選択が可能で、アンプを2台使用する時や、エフェクトを並列で接続する場合など色々な使い方ができます。
ROGER MAYER VooDoo-Bass購入理由
いくつかあるベース歪み系エフェクターその中でなぜこれを選んだかというと、ベースサウンドに少し変化を加えたいなと思っていた数年前、、ベーシストの亀田誠二さんが歪みにこのエフェクターを使っているという記事を読み 東京事変などで聴ける亀田さんのぶりぶりベースに憧れて購入したのがきっかけです。(ミーハーですよね笑)自分がもってるのは現行のものではなく一個前のタイプのものです。(写真)
ROGER MAYER VooDoo-Bassのいいところ
ひずませる事により中域のドライブ感がものすごくはっきりして、フレーズを弾いたりオクターブ上がった時などかなり目立ってかっこいいです。 アンプとしてはAmpegとの相性がかなりよく心地よいドライブサウンドを出してくれますね。
ROGER MAYER Voodoo-bassの改善点
ベース系ひずみエフェクターでは第一関門だと思いますがエッジのたった歪みを作るとローが削れてしまって軽くなってしまったり、ベースという性質上、粒立ちを求められる中、粒が見えにくくなるなど周りとのアンサンブルの作り方も 非常に難しく、正直思ったように使いこなせなかくて、イメージはどちらかというと暴れ馬といった感じで、こぎれいにまとまる感じではないです。それがいいところでもあるんですけどね。 誰もが亀田さんのサウンドに憧れますが、亀田サウンドは早々出せるものではこざいません。やはり音作りとは、プレイ、ベース本体、エフェクター、アンプすべてが合わさって出来るものですね、、、
Voodoo-bass使用してみて
そんなわけでVoodoo-bassを買った当初はまったく使いこなせずしばらく眠らせていましたが、3つのダイヤルをうまく調整する事で徐々に使いやすい音造が出来るようになってきました。
自分がよく使うだいたいの設定値は Gain9時 Tone3時 Vol3時と言った感じです。Gainは少しまわすだけで、思ったより歪みます。他のパートとのアンサンブルにまざると 結構印象が違うので ちょっと上げるぐらいでいい感じになります。
Toneは粒立ちを出すためにも結構上げないとちょっと音がこもってしまうかもです。ということで3時と結構上げてます。 Volはだいたい9時ぐらいですが、こことゲインのバランスで音量感は全然変わってくるので、ゲインをちょっと上げ目にする時はここを少し押さえて、逆にゲインはちょっとしか出さない時はここを少し上げ目にして、ミュートしている時と ほとんど同じくらいか少しだけ音量あがる暗いのmpn設定にしてます。その辺りで使っていくうちにだいぶ使いこなせるようになってきました。
他のベース歪み系エフェクター
他にもよく比較されるベース歪み系エフェクターのうち代表的なものをいくつか紹介しておきます。
BOSS ODB-3
エフェクターで言えば定番中の定番Bossの ODB-3です。レッチリフリーも使っているようで値段も1万以内ですのでなかなか手頃で買いやすいエフェクターの1つですね。
Tech 21 SansAmp Bass Driver DI
ベーシストなら誰もが1度は通るエフェクターと言ってもいいでしょう。 もともとDI的な使い方をするのが古本だと思いますますが、こちらで歪みサウンドを作るのも可能です。 イメージとしてはVooDoo-Bass よりガリッとしたイメージですね。VooDooほど暴れないけど独特のサンズアンプの音抜け感は出せて結構使いやすい歪みだと思います。
EBS EBS MultiDrive
Bassエフェクターとしてはかなり信憑性がたかいEBSの歪みです。 イメージとしては優等生なイメージですね。迷ったら これにしておけばまず間違いないと言った感じです。
MXR M80 BASS D.I. PLUS
こちらもサンズアンプ同様DI機能もついているものになります。サンズアンップと歪みの質がちょっと違いもう少しエッジの聴いた感じだと思います。
余談
自分の中ではドライブ感は最高に気持ちいいけど、ローの軽さ感が気になってはいたのですが、Bassマガジンでの亀田さんのインタビューを呼んでみてなるほどと思ったのが、亀田さんのベースは意外とローをそんなに出してないとの事です。 僕の印象ではなんであんなに太い音がでるんだろうと思ってたんですが、結局、そう思わせるにはプレイとフレーズということですね。 亀田さんサウンドへのあこがれミーハー心で購入したVooDoo-Bassですが個人的にはこれを購入してよかったなと思いました、以前サンズアンプも持っていましたが、歪みの性質としてはVooDooの方が個性的で個人的には気に入っています。
初心者にはちょっと難しめかもしれませんが、僕みたいに数年触ってやっとわかってくるパターンもありますので笑 もしよければ僕の設定も参考に是非使いこなしていただけたらと思います。 今回はベース歪み系エフェクターROGER MAYER ( ロジャーメイヤー ) のVooDoo-Bassのレビューでした。
参考サイト
日本エレクトロハーモニクス
⇒http://www.electroharmonix.co.jp/rm/vdb.htm
takahide azuchi
ゆるーく時に真面目に音楽やってます。
ベース弾き/作曲/アレンジ/マニュピレート
Studio One/Ableton Liveなど使用
みなさん、レビュー書いて〜!
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