DAWソフトCakewalk SONAR X3 Producerのレビュー

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DAWソフトは何がいいのか?「Windowsユーザーなんだけど良いソフトないかな?」など思っている人は沢山いると思います。そんなアナタに一つ前のバージョンになりますがまだまだ使っている人も多いと思われます「Cakewalk SONAR X3 Producer」を紹介したいと思います。

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・「Cakewalk SONAR」とは?


「Cakewalk SONAR」は、アメリカのボストンに本社に置く、Cakewalk社が開発したWindowsマシンに対応したDAWソフトです。そのため、Windowsのアップデートや、OSのバージョンアップなどへの対応がとても早い印象があります。

元々は打ち込みのみに対応したMIDIシーケンスソフトでしたが、最近はオーディオ編集の機能も充実してきています。「Cakewalk SONAR」の日本での販売は、前バージョンである「SONAR X2」シリーズまでRoland社が行っていました。

しかし、このシリーズよりGibson社傘下のティアック社から発売されることになりました。そのため、X3シリーズからXLN AUDIO社の「Addictive drums」や、Celemony社の「Melodyne essential」など、他社のプラグインが標準装備されるようになりました。

Sonarは現在サブスクシプション制を導入し始めていて月額課金制に移行しているので現在も一つ前の「SONAR X3」を利用している方も多いと思われます。

 

・「Cakewalk SONAR X3 Producer」について


sonarshot

「Cakewalk SONAR X3」シリーズには、「Producer」、「Studio」、「Essential」の3つのバージョンが存在します。

私が普段使用している「Producer」は、このシリーズの中の最上位版として位置づけられています。

「Producer」を使用するメリットは、付属されているプラグインの豊富さにあると思います。

付属されるプラグインの数はインストゥルメントが23種類、エフェクトが57種類です。ホント充実しています!

これだけ種類があることで、手に入れたその段階から、本格的な楽曲制作に取り組むことが出来るでしょう。

 

・「Cakewalk SONAR X3 Producer」お気に入りの機能・プラグイン


ここからは私が「SONAR X3 Producer」を実際に使用して、とくに気に入った機能、プラグインについて紹介したいと思います。かなり個人的な内容ですがその点は悪しからず..

① Rapture

rapture

「Rapture」は、Cakewalk社が開発したプラグインシンセサイザーです。このシンセの、プリセット音源を眺めると分かるのですが、幻想的なサウンドに強いシンセだと私は思います。とくにパッド系の音色が非常に美しいと思います。

アンビエントやエレクトロニカ、ノイズミュージックなど、実験的な電子音楽を制作する人にとっては、是非使ってみてほしいと思える、プラグインです。

② TTS-1

TTS-1

「TTS-1」はGM2規格に対応した、ローランド社のHyperCamvasと同性能のCakewalk社が開発したプラグインシンセサイザーです。このプラグインは使い勝手の良さという面で私は気に入っています。

音質については、他のプラグインシンセサイザーに比べると、迫力やリアルさに欠ける面もありますが、そのかわり非常に安定しています。なので、作曲のアイデアスケッチや音数の多くなる楽曲制作の際にとても重宝しています!

③ オーディオ編集機能

普段、私が制作する楽曲の特徴として、オーディオファイルを切り貼りして楽曲を構築する、サンプリング技法がよく用いられます。「SONAR X3 Producer」は打ち込みだけでなくオーディオファイルの編集機能もすごく充実しています。

特に便利だと感じたのは、オーディオからMIDIに変換する機能です。サンプリングを中心に楽曲制作していると、よく「このメロディの音程を知りたい!」、「この音を別の音源で鳴らしてみたい」などと思うことがあります。

そこでこの機能を使うことで、この願望を満たしてくれます。

 

・「Cakewalk SONAR X3 Producer」の改善してほしいところ


これまでは、「Cakewalk SONAR X3 Producer」の良かった点について紹介してきました。しかし実際に使用してみて、不満を感じてしまった場面もあるので、ここではその部分を紹介していきます。
「SONAR」をインターネット検索すると「安定性が悪い」、「よく落ちる」と何かといじられています・・・。確かに重いプラグインを沢山使用するとそのような現象が起きることがあります。

私の使用しているPCのスペックでは一部のプラグイン(主にTH2 Producerというギターアンプモデル)を使用するとオーディオエンジンがドロップアウトすることがあります。このようなトラブルによるストレスは、悩まされると非常に厄介なので、なるべくスペックの良いPCを使って楽曲制作に取り組むことが重要だと思います。
「SONAR」シリーズ、とりわけ「Producer」はプラグインの種類が豊富であると先ほど述べました。しかし、内容や用途がカブっているものも結構あります。その例をいくつか示します。まず、「Session Drummer 3」と「Addictive Drums」です。両方とも高品質なドラム音源になります。「Addictive Drums」が標準装備されたことで、「Session Drummer 3」との違いや「こんなにドラム音源は必要かな?」と考えさせられる場面が多くあります。
次に「Cakewalk Sound Center」です。このプラグインは、「SONAR X3 Producer」に標準装備されているプラグインシンセ、「Rapture」と「D-PRO」の中から一部音源を抜粋したプラグインシンセです。

しかし「SONAR X3 Producer」には、「Rapture」と「D-PRO」も標準装備されているので、イマイチ使いどころが分からないのが現状です。個人的には、カブりが無いうえで、プラグインの種類が豊富なことが嬉しいと感じますね。やっぱり。
 

・最新版SONARについて


私が使用している、「Cakewalk SONAR X3 Producer」は一世代前の製品です。2015年6月現在の最新バージョンは「Cakewalk SONAR」になります。

今回の「SONAR」シリーズより、メンバーシップライセンス制度を新たに設けました。「SONAR」を購入すると、12か月の間は、「SONAR」の新機能がすぐに使用でき、無料でサポートを受けられるとのことです。その期間が過ぎると、有償更新した場合は、それまでと同様です。

しかしメンバーにならない場合でも、新機能の追加、サポートは受けられませんが、それまでの機能は使えるようです。これは非常に太っ腹だなと感じました。
私は、現時点ではまだ様子を見ている段階ですが、面白そうな機能が搭載されたらアップグレード予定です。

 

・まとめ


私はここまで「Cakewalk SONAR X3 Producer」について、良い面から改善してほしい面まで、色々と述べてきました。総合的にみると「SONAR」は、作曲初心者からプロまで、作り手を選ばないDAWソフトだと思います。

また、実際に使いこなせるようになると、面白い機能に出会うことが出来ることや、自由にカスタマイズ出来る部分もあるので、是非使ってみてほしいです。ありがとうございました。

参考・画像出典

・Cakewalk公式サイト http://www.cakewalk.com/
・amazon 公式サイト http://www.amazon.co.jp/

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