DTM ソフト AVID ProTools(プロツールス) 10 についてのレビュー

DTM ソフト AVID  ProTools(プロツールス) 10 についてのレビュー

ProTools といえば…業界標準DAWソフトといっても過言ではありません。他にもCubaseやLogic、Digital PerformerにStudio One、Live、最近ではBitwig Studioなどなどかなり選択肢は広いですが、間違いなく業界レコーディング標準ツールといえるのがProtoolsでしょう。

今回はそんなProtoolsの1つ前バージョンになりますが、ざっく りと ProTools 10 についてレビューしていきたいと思います。



▼ ProTools 10(以下、PT10) の説明

現在、最新バージョンは ProTools 11(以下、PT11) なのですが、プラグインなど規格10から11になったことでRTAS から AAX への移行しているので、10から11にバージョンアップする際はプラグインの、対応具合を確認したほうがいいでしょう。

救済措置として、PT11 と共に PT10 を使うことができます。オーディオエンジ ンがまったく別物なようです。この PT11 から完全に 64bit アプリケーションになりま した。(逆に10は64bit環境ではありません)

・RTAS に関して

現行の PT11 では、新しいプラグインフォーマット「AAX」が採用されています。
「AAX」には2種類があって、「AAX Native」と「AAX DSP」です。 PT10は「AAX Native32bit」のみサポートしています。
PT11は「AAX Native64bit」と「AAX DSP64bit(HDXPCIeカードが必要)」をサ ポートしています。

残念ながら PT11 は今までの ProTools のプラグインフォーマットである「RTAS」「TDM 」をサポートしていません。主にオーディオエンジンが変わったことが大きな理由のよう です。「RTAS」を使いたい場合は PT10 を使うか、VST を PT11 上で使えるようにする AAX プラグインを使用するしかありません。

DTM ソフト AVID  ProTools(プロツールス) 10 についてのレビュー

・詳細

http://www.avid.com/JP/products/pro-tools-software/

▼ PT10 を購入にした理由

以前は Cubase LE4 を使用していたのですが、やはり色々と不満が…ルーティングが不自由だし、機能制限が結構あります(Le4だからしょうがないのですが)

サイドチェーンが使えなかったり、インサートエフェクトの数も少ない…のですが最上位版との価格差がありちょっと躊躇してしまいました。

そんなとき、ProTools LE8 がバンドルされている Mbox2 mini に興味を持ちまして、そしてMbox2 mini を購入して、ProTools LE8 を使い始めたのがきっかけで
アップグレードで 10 にし た感じです。

Pro toolsの付属プラグインの多さが魅力の1つだと思います。サードパーティー製のプラグインを持っていなくてもインストゥ
ルメントやエフェクトがたくさん付属しています。インストゥルメントに関しては、意外と使える音色が多いと思います。もちろんジャンルにもよると思いますが。。。。

PT 付属のプラグインの画面を雑誌などで見るときっと欲しくなると思いますよ。

DTM ソフト AVID  ProTools(プロツールス) 10 についてのレビュー

 

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もしかしたらって……正直、そんな奇跡は起きません!!(笑)

▼ PT10 と他の DAWとの比較は、

選択肢が異常に多い昨今の DAW 事情…「ProTools」「Cubase」「Sonar」「Logic」 「Digital Performer」「Samplitude」「Acid」「FL Studio」「Reason」「Live」 「Studio One」「Bitwig」「Reaper」「MuLab」e.t.c

国産では INTERNET 社の「Singer Song Writer」シリーズが有名ですが、さらに最近 「ABILITY」というソフトが出ました。

個人的にオススメはもちろん「ProTools」です。Pro toolsはなんと言ってもミックスがしやすいですし業界標準!

また価格面を考えると「Studio One」がオススメだと思います。Studio Oneは音質がとてもクリアです。機能も色々な DAW の良いとこ取りをしたような感じ。ただ見た目はちゃっちぃです。この辺りは余分な機能を排除して、音質と軽さを重視したという感じです。

MIDI のス テップ録音ができない。少なくとも Studio One Artist PE ではできません。

 

▼PT10 の オーディオ・MIDI の編集機能

・オーディオの編集に関しては、ProTools は他のDAWと比べてもかなりやりやすいと思います。巷では MIDI が使いづらい意見が良く見られますが、「?」な感 じです。昔は確かに使いずらい感じもありましたが、現在のバージョンではほとんど改善されている言っていいと思います。

MIDI のステップ録音もできるので、鍵盤が弾けない僕には強い見方です。個人的には十分使いやすいと思ってます。

あと、「Audio Suite」という破壊編集ができるプラグインがありますが、これはイン サートでかけるのではなくファイル自体を書き換えてしまうので、レイテンシーもありま せん。下処理でよく使います。

・エラスティック・オーディオ機能

オーディオ編集の最終兵器!これぞ魔法のツールで す。PT を使っていて、これを使わない人はいないんじゃないんでしょうか?

簡単にいうと、ト ランジェントを検出して、ピッチを変えずにグリッドに合わせて、波形を移動することが できる機能です!もちろん自由に波形を移動することもできます!これでどれだけレコー ディング後の編集作業が楽になったことか…Logic でいうところの Flex モードかな? (使ったことがないので詳しくは分からないですが)

▼ PT10 の悪いところ 

そりゃーもう!「オフラインバウンス」ができないことです!! だって、リアルタイム ですよ!実時間ですよ!エラーが出て止まった日には…目も当てられない。

ですが、PT11からオフラインバウンスも出来るようになりましたね。これはProtoolsはあくまでプロのツールスとして、書き出しの時の信頼性を重視した結果、なかなかオフラインバウンスが出来なかったのかなと思いますが、そんなこと言ってる時代でもないですからね。

個人的にはPT11のオフラインバウンスしたときとオンラインバウンスした時の音質の差が気になります。
・「DAE エラー xxxx」本業の方もキライな単語のひとつでしょう…一度、動作が不安定 になると、どこまでも不安定です。
・他の DAW でも同じだと思いますが、起動時のプラグインの読み込みやら初期設定が長い、

ほんと、イヤですよね!一度、起動してしまえば、そこからは楽しいんですけど、起動さ せるまでが大変(笑)

・ProTools のマスタートラックはポストフェーダーです。マスターフェーダーが出口じゃな い。出口の入り口(笑) マスターフェーダーの後ろにプラグインインサートがあるという ことです。確か Cubase はプリフェーダーで、アウトプットシーリングを-0.1dB にして、 フェーダーで-0.3dB 下げて出力すれば、ピークが-0.4dB になります。
・心なしか、CPU クーラーがよく回るような気がします。それだけ負荷が大きいという ことなんだけど…

今回は ProTools 10 についてのレビューをお伝えしました。




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