ストリングス音源:IK Multimedia Philharmonik Classik Edition についてのレビュー

ストリングス音源:IK Multimedia  Philharmonik Classik Edition についてのレビュー

オーケストラ・クワイア音源の中では破格の安さと音質!低価格版なのに上位版との差が 収録されている音色数というところ!CE は約 1.5GB、250 音色以上、上位版は 7GB、4200 音色以上。それでは、Philharmonik Classik Edition についてレビューをし たいと思います。



▼ Philharmonik CE を購入にした理由

期間限定セールで 1470 円でゲットしました。最初は、Philharmonik Classik Edition と GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 4(当時、GPO はもう少し安かったような?…)の どちらにするか悩んだんですけど、どっちも買うに至らなかった…そして、忘れていたと ころで、まさかのセール!これは…考えるまでもなく買いですよ!古い音源だからといっ  て悪いということはないです。

 

▼ Philharmonik CE を使ってみて

 

音色の読み込みは速いのですが、SmpleTank も同じくで…操作性があまりよくありません。各項目毎にペー ジを変えないといけなくて。音色を選ぶ時の階層が深すぎてついイライラしてしまいます。 GUI の大きさを考えれば仕方が無いのかもしれません。

スタンドアローンでは音色メニューの所でホイールで スクロールできるのですが、プラグインの場合だとできません。

余り角が無い音源なので、オケ中では良く馴染むと思います。歌モノの後ろで鳴らす場合 やオブリガードでちょっと使うくらいであれば、なかなかいい感じに馴染みます。

どの音源でもそうだと思うのですが、音色を読み込んだまま使うには難があります。それなりに鳴らしたいのなら MIDI の打ち込みやベロシティ、AHDSR の調整が必須です。 個人的によりいい感じにする手段の1つとして、ENV 1 の A はそのまま、HDS を全開、R を 2.4sec 。

プリセットをある程度作ってその音色から使う事が多いです。全てとはいかないまでもそこからパラメーターをいじりまくるほうが何かと近道です。

ストリングス音源は特にベロシティ等ソフト等によって調整が必要ですので、やはり最後は慣れることが大事だと思います。ADSR だったり AHDSR。あと、Freq と Res、LPF、HPFなどなど色々いじくるところがあるのである程度は把握して使うとよりクオリティが上がると思います。

CE には COMBI プリセットが収録されていないようです?…フォルダにも入っていないし、公式 にも見当たらない…

ZONE コントロール機能は正直ほとんど使いません。

内部エフェクトが微妙に使いづらいのですが、リバーブとディレイ、EQ は時々使っています。

「STNWY PIANO」が何となくやわらかい音色で好きな感じです。

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▼ Philharmonik CE と他の製品との比較

価格的には「East West EWQLSO SILVER COMPLETE」「GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 4/ARIA DL」が近い感じです。欠点も多々ありますけど、それでも価格と 手軽さという点で圧倒的に Philharmonik CE の方が良いと思います!

金銭的に余裕があれば、「KONTAKT」関連ライブラリーの「CINEMATIC STRINGS 2」 や「Session Strings Pro」、「ACTION STRINGS」
その他では「East West」の別のシリーズや「PROJECT SAM SYMPHOBIA 2」、「LA SCORING STRINGS 2.5」

挙げていくとキリがない…(笑) 最初から「VIENNA」を買えば、一番幸せかも…?金銭的 なこともあるけど、PC にかなりのスペックが要求されるので、そちらをまず整えてから ですね。

 

▼ Philharmonik CE の説明

16 パート・マルチティンバー
SampleTank2 のサウンドエンジン
CSReverb (Classik Studio Reverb)のエンジンが内蔵されていて、エフェクトとして使 用することができます。

 

・対応しているプラグインフォーマット

Windows / RTAS, VST (32bit) Mac / AU, RTAS, VST (32bit)

▼ CE に収録されている主な楽器

・Strings 

11/23 バイオリン、4 ビオラ、10 チェロ、9 コントラバスのアンサンブル。 ソロのバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスを収録。奏法は、ロングノート、ビブ ラート、スタッカート、ピチカート、トレモロ

 

・Brass 

フレンチホルン、トランペット、トロンボーン、チューバ、を収録。奏法は、ロングノート、スタッカート。

 

・Woodwinds 

オーボエ、フルート、クラリネット、バスーン、ピッコロなど、を収録。

 

・Classical Percussion

カスタネット、CROTALS、GLOCKENSPEL、マリンバ、 チューブラー・ベル、ビブラフォン、GONGS、ハープ、バスドラム、シンバル、ティン パニー、WOOD PERC、トライアングル、ベル

 

・Classical Keys

ハープ、教会オルガン、ハープシコード。

 

・Choirs 

Female、Male、Mixed 「AH」「OH」

・詳細 

http://www.ikmultimedia.com/mobile/products/philharmonik/?O=JP 

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