DTMソフトAVID Pro Tools12についてのレビュー

DTMソフト Pro Tools12についてのレビュー1

今回はプロのレコーディング現場でも多く使用されるDAWであるAvid社の「Pro Tools12」のレビューを致します。

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Pro Toolsとは


Pro ToolsはアメリカのAvid社(アビッドテクノロジー社)が開発・販売している DAWで、アマチュアからプロまで幅広く使われ、商業スタジオでほぼ100%と言っ ていいほど普及しています。(商業スタジオではHD版が多く使われます) 音楽だけではなく。映画やCM、ドラマなど”音”を扱う全ての職業での業界標準とし て使用されています。

2016年3月現在ではPro Toolsの種類はスタンダードな「Pro Tools」、プロ使用な 「Pro Tools HD」、無料版の「Pro Tools First」があります。

 

僕がPro Toolsを選んだ理由


音楽学校に通っていて、学校推奨DAWがPro Toolsということもありましたが 僕が買った2012年のアカデミック版は永続ライセンス+4年間の無料アップデート

プラン付きで確か27000円ぐらいで買えたというのもありました。
今現在はPro Tools12+12ヶ月の無料アップデートプラン付きで約4万円ですので、 値上がりはしましたが通常価格より1/3なので学生の方は「学生のうちに買ってお いた方がいいよ!」と言えます。

プラグインや音源
Pro Tools付属のもので僕がよく使うものは総合音源のXpand!2と、ピアノ音源の

Mini Grand、EQやコンプなどが1つになっているChannel Stripです。 総合音源は、サードパーティ製の物の方が音が良い音色などもあったりするのです が、グロッケンやソフトリードシンセ、あとはチープな音の方が向く音色などによ く使っています。

Mini Grandに関しても音の再現度などは、やはりサードパーティ製の物が生ピアノ っぽいのですが、僕はこの音の硬さや表現力の少なさなどを生かしたい時によく使 います。
Channel Stripは買ったばっかでよくわからないという間は、”とにかくこれを指し ておけば問題なし!”なぐらい優秀です。 これも他社の有名なEQやコンプ、チャンネルストリップなどのモデリングを買った ら出番が少なくなりますが、他の場所に持っていく場合や複数の人数でファイル共 有して作業を行う場合などには非常に重宝します。 プラグインに関しては使えるものもありますが、音源に関しては正直言ってショボ いです。かなりベロシティなど作り込めば使えるのですが、ベタ打ちであればデモ 程度にしか使えません。(※その中でも使える音源はたくさんあります!)

Xpand!2

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Mini Grand

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Channel Strip

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Pro Toolsの良い点


・大きな不具合などは比較的なく安定している これも業界標準ならではでありますが、インターフェースやプラグインなど、有名ど ころはもちろんほぼ全ての物がPro Tools対応になっています。 アップデートも早いためOSの最新版はもちろん、小さなバグも含めすぐ対応されま す。

・プロジェクトデータごとレコーディングスタジオやミックスエンジニアなどに送 れる これはプロの使用率が高いということが要因ではありますが、いちいち1つ1つファ イルを書き出して送ったりしなくてもセッションファイルを持ち込めば、どこでも 同じ音が出ます。(プラグインなどはもちろん持っていないといけませんが。)

・操作画面が直感的である これは僕が個人的に思うことでありますが、他社のDAWに比べミキサー卓の操作性 に近い”ミキサーウィンドウ”や、シンプルな配置の”編集ウィンドウ”がとてもわかり やすく実際に卓の前に座っているかの様な気持ちにさせてくれます。

編集ウィンドウ

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ミキサーウィンドウ

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・音源編集がとても簡単である ショートカットなどを多用すると必要な編集は簡単にでき、レコーディングした際 などの編集がとても簡単にできます。

 

Pro Toolsの悪い点


・値段が高い
Logicは23800円、Studio One3 Professionalは42800円(ダウンロード版)、 Cubase Proは約6万円に対し
Pro Toolsは永続ライセンス約12万円と桁違いな程高いです。 使用できる期間が決められているサブスクリプションなどもありますが、1年間の 権利で約4万円ほどします。

・プラグインが独自の形式である フリーのプラグインで多い形式はCubaseなどで使われるVSTや、Logicで使われる AUなどですが、Pro Toolsの場合は10まではRTAS、11以降はAAXという形式に なっておりフリーのもので対応していないという場合が多々あります。 有料のプラグインなどはほとんどがAAX対応なので、問題なく使用できます。

・iLokというキーが必要になる iLokというのは、Pace社によって開発された不正コピー防止のために使われている USBキーのことで、Pro Toolsはこれがないと動かないです。(Pro Tools Firstを除 き)
Pro Tools本体を買うとついてくるのですが、普通に買うと5000円ほどする商品。 普段は家で作業していて、外のリハーサルスタジオやライブハウスに持ち出すとなっ た際にiLokを忘れるとPro Tools自体が立ち上がらない為、忘れると大変なことに なります。 壊れたり無くした場合もとても大変で、ilok.comのサイトから壊れたorなくしたこ とを英語で連絡、その後送料を払ったり修理費を払ったり…などとても面倒臭い手 続きをしなければいけなくなります。

・音源が少し古臭い
Logic、Cubase、Studio OneなどのDAWに比べて元からついている音源の音が少 し古臭いです。 まあ有料の自分の好きな音がする音源や、実際にレコーディングして作品を作れば いいのですが…。
この点からもPro Toolsは音声データ編集に特化したDAWだと言えるかもしれませ ん。

 

Pro Toolsを使用してみて


Pro Toolsを使ってて思うのは長時間使ってても”飽きないデザイン”ということで

す。 派手でもなく、他社のDAWと比べると地味と言われてもおかしくないデザインなの ですが、逆にそれがいい。 レコーディングにしても作曲にしても、長時間PCの前に座っていなければならない と思います。
その際に”飽きないデザイン”というのはとても重要だと思います。 他社のDAWは他社のDAWで、とても先進的なデザインで気分を乗せてくれるよう なデザインや、発想が浮かびやすそうだなと思うことは多いですが見てて目が疲れ るということも多いです。

またプロの行っているセミナーやレッスン、動画などで使用されることが非常に多 いDAWですので、プロの使っているテクニックなどを学ぶのにも非常に適している と思います。

あとは、Pro Toolsの操作を覚えてしまえば、箱貸しと言われるレコーディングスタ ジオをエンジニアなしのプランで借り、自分で操作しバンドのレコーディングがで きたり
音楽業界の求人にも”Pro Tools使用できる方歓迎”などの記載があったりするため、 資格や運転免許のようなスキルにも繋がります。 なので、値段は高いですが、免許を取るような感覚で買うのも僕はとてもオススメ します。笑

 

どういう方にPro Toolsがオススメか?


  • プロと同じ物を使ってみたい!
  • 将来的に音楽業界で働きたい! ・作曲だけではなく将来的にレコーディングスタジオなどを借りて総合的に音楽を 作りたい!

以上「DTMソフト Pro Tools12についてのレビュー」をお届けしました。

関連サイト

Avid Pro Tools公式サイト
http://www.avid.com/jp/products/family/pro-tools

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