アンプシミュレーターLine6 POD Farm 2.5についてのレビュー

アンプシミュレーターLine6 POD Farm 2.5についてのレビュー

ギターアンプシミュレーターとしてはもっとも名前が知られていると言っても過言ではない Line6 の POD、今回はそのPODのPCプラグイン版として発売されている POD Farm 2.5についてのレビューをお伝えします。



▼ プラグインの説明

POD Farm 2.5はLine6 PODのソフトウェア版です。現在は主にダウンロード販売 (iLokバージョン) とLine6のオーディオインターフェイスに付属しているものがあります。アンプシミュレーターの中ではちょっと?古い部類に入りますが、大好きなプラグインのひとつです。iLokバージョンの起動には とインターネット接続が必要です。

何かと嫌われ者のドングルですが、iLokが必要なプラグインは他にもあるので、1本持っていおいても良いのではないかと思います。

アンプシミュレーターLine6 POD Farm 2.5についてのレビュー

「POD Farm 2.5」

・ギターアンプ 18種類・ギターキャビネット 24種類・ベースアンプ 5種類・ベースキャビネット 5種類・ストンプボックスとオーディオ エフェクト 29種類・マイクプリアンプ 6種類・Dual Tone機能性とA/B/Yボックス

 

「POD Farm 2.5 Free」

・ギターアンプ 2種類・ギターキャビネット 2種類・ベースアンプ 2種類・ベースキャビネット 2種類・ストンプボックス/スタジオ エフェクト 13種類・マイクプリアンプ 2種類

他にもPlatinumがあります。

・対応しているプラグインフォーマット
Windows (RTAS, VST)
Mac (AU, RTAS, VST)
32bit, 64bit

詳細
http://jp.line6.com/podfarm/
http://jp.line6.com/podfarm/models.html

・RTASに関して (簡単に)
現行のProTools 11では、新しいプラグインフォーマット「AAX」が採用されています。残念ながらProTools 11では今までのProToolsのプラグインフォーマットである「RTAS」「TDM 」をサポートしていません。主にオーディオエンジンが変わったことが大きな理由のようです。
「AAX」には「AAX Native」と「AAX DSP」と2種類があって、ProTools 10は「AAX Native 32bit」のみをサポートしています。ProTools 11は「AAX Native 64bit」と「AAX DSP 64bit (HDX PCIeカードが必要)」をサポートしています。
「RTAS」を使いたい場合はProTools 10を使うか、VSTをProTools 11上で使えるようにするAAXプラグインを使用しなければいけません。

▼ POD Farmを購入にした理由

確2が出たばかりで1が安くなっていて…(代理店も変わって) それまではZOOMのZFX Plug-inを使っていたんですが、やっぱりZOOMな音という感じで、昔からPODには興味があったののですが何よりタイミングが良かったので(笑)

 

▼良いところ

・オケ中での馴染みが良く (個人的な主観) 、各弦の音の分離が良い!

・「POD Farm Elements」プラグイン
「POD Farm Elements」プラグインは、11種類あります。
「Guitar Amps」「Bass Amps」「Distortions」「Dynamics」「Mods」「Delays」「Filters」「Reverbs」「Wahs」「Preamps + EQ」「Tuner」

アンプシミュレーターLine6 POD Farm 2.5についてのレビュー
このプラグインの使い道はギター・ベースだけではありません。他の楽器やボーカルにも使えます。個人的にオススメはミックス時のマスタートラックに「Preamps + EQ」の中のAvalon Vt737 (Modern) を挿すと非常に良い意味で色が付いて、お!ってなります(笑)

フリーバージョンでも、API 512c with API 550b EQ (American Classic) とL6 Solid State Console (Console) が使えるので、是非試してみてください。挿すだけで、音が変わるので癖になりますよ!(L6 Solid State Consoleはそんなに変わらない)

 

▼ 悪いところ

アンプのEQの効きが若干悪いです。特にLOWがあまり変わらなく、効かなくはないけれど…故にあまりいじらなくても…いや、いじるけど!過去には音がバグったりプラグインを読み込まなくなったりと色々あったんですけど、現在は使用上の問題は殆どないと思います。

 

▼ Amplitubeとの比較

Amplitubeよりはリアルさや迫力は劣りますが、POD Farmの方がオケ中での馴染みは良いと思います。ギターの低音を必要としなかったりシンセがメインで白玉フレーズが多いような曲ならPOD Farmはかなり扱い易いです。レコーディングの時はGAINを上げ目で弾くと思いますが、ミックスの時はGAINを下げると、より馴染みが良いです。

 

▼ その他

アンプシミュレーターで一番大事なのはノイズゲートだと個人的には思っています。 (もちろんサスティーンも大事!) ギタリストが初めてプラグインを使って弾く時に一番最初に感じる不快感は “本物の音と違う” ということより、音を切る動作 (休符やスタッカート) 時のミュートだと思います。僕が初めてプラグインで弾いた時に、”んっ?”って思ったのは事実です。僕はGUI左上のGATEだとThresholeを-35dB、Decayは0%。エフェクターの方だと、Thresholeを-40dB、Decayは0%に設定しています。左手だけで弦をミュートして、ノイズが収まった辺りが適正値かなと思います。

それにしても…待たれる新商品。
POD HDが出たからPOD Farmも?と思いきや…今のところはさっぱり。

今回はアンプシミュレーターLine6 POD Farm 2.5についてのレビューをお伝えしました。




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