Apogee Symphony I/Oのレビュー1 〜Rosetta200と音質を比較してみた〜

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オーディオインターフェイスにApogeeのRosetta200を使いはじめて早数年。この度オーディオインターフェイスをリニューアルしようと思い
ApogeeのSymphony I/Oを購入したのでレビューしていこうと思います。

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ApogeeのSymphony I/O購入理由


もともとハイファイ思考だったので音がパキっとしてクリアな印象があるインターフェイス:Apogee rosetta200

7f2f68f7b1fb9827e3018e294f447cc9は気に入っていたのですが、(Rosetta200のレビューはこちら)
ここ最近仕事をするエンジニアの方が立て続けにApogeeのSymponyを使っていたんですね。

そこでSymphonyの音に触れる機会がありまして、印象としては立体感とあったかさを感じたんですね。自分も以前よりもゆったりした音楽を作りたくなった気持ちもあり
Apogee Rosetta200だとどうしても音が固くなりがちだったのでSymphonyのあったかさが気になって気になって早数年、、、今回購入する機会が出来ましたのでゲットしました!

 

Symphony I/Oについて


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Symphony I/Oはオプションカードでinput/outputなどいくつかセレクトが出来ます。僕が今回購入したものは2×6というやつです。インプット2ch アウトプット6chです。
基本的に家での宅録、ボーカルレコーディングなどを中心に使うのでインプットは少なくていいかなと。

機材説明が、

Symphony I/Oは従来の16X、Rosettaシリーズのコンバータ、Big Benのマスタークロック、Trak2のマイクプリアンプなどの設計手法を基にデザインされ、さらにそれを洗練させるために、能率の良いパワーディストリビューションや進化したコンポーネンツを使い改良され、より低いレイテンシー、さらに精密なクロッキングを実現。かつてない明瞭なサウンドを提供します。

という宣伝文句なんですが、マイクプリ付いてないですよね?まぁプリは他のアウトボードで使うからいいのですが、それならなぜTrak2のマイクプリアンプ等って書くかなぁ~。。。クロックはBig Benをさらに洗練させてるってことを信じますよ。。

 

ルックスがかっこいい!


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まず圧倒的にルックスが好みです!このシンプルだけど高級感!オーディオインターフェイスというよりはどこか高級オーディオ機器とでもいいますか、Apogee製品はまずルックスがかっこいいです!絶対Mac意識してると思いますけど、シルバーな感じはMacとも相性がいいです。

機能と使いやすさと1Uという手軽さから少し前にリリースになったAPOGEE ENSEMBLE 30×34 THUNDERBOLTもかなり良さそうですが、ルックスでは圧倒的にSymphonyの方が好みですね。
APOGEE ENSEMBLE 30×34、 マイクプリ付いてるし、THUNDERBOLT付いてるし、トークバックマイクとスイッチも付いててモニターセレクターいらずめっちゃ便利そうですでどね。。。

ちなみにライブのドウキ用には普段Apogee Duet2を使っていますがそちらも同じくでルックスでまず惹かれて購入しました!音は値段にしてはいいと思いますが、まぁ相応というとこですね。もうすっかりApogee信者ですね。

ということでオーディオインターフェイスのチェンジともなると自分の音質ががっつり変わる可能性もあるので今後の制作スタイルにも大きく影響していきそうなのでじっくり検証していきたいなと思っておりますが、今回はまずシンプルに出音を今まで使って来たApogee Rosetta200と比較してみたいと思います。

比較環境は

Symphony I/O
iMac27→USB(付属の)→Symphony I/O Dubフォーン→Mackie Big Knob→スピーカーGENELEC1029

Rosetta200
iMac27→OYAIDEのFireiwireケーブル→Rosetta200→Mackie Big Knob→スピーカーGENELEC1029

です。USBケーブルも同じようにOYAIDEの揃えたかったんですけどまだ持っていなくて。。時期購入すると思います。

モニターセレクターのBIG KNOBに同時にさしたのでPCのサウンド出力設定ですぐに切り替えれたので瞬時に違いを検証出来ました!

 

違いを検証してみて感じた事


Symphonyはあったかいサウンドと言われていますがまさにバランスがRosettaに比べてどっしりしています。最初Synphonyのバランスを聴いたときは上が削れて少し寂しいかなとも思いましたが、すぐにその感じに慣れて来て空間が広がって音が分離した感じが心地よくなりました。

下が見えやすいのでBassが見えやすく立体的な印象です。逆にRosettaは平面的で音が目の前に迫ってくる感じ。Rosettaの方がドラムの音等四角い感じですね。全体は繋がる感じがするのでこれはこれで聴きやすいです。

空間を感じるのはSymphonyですが、音がだまになって迫力がある感じはRosettaかなと言うところです。

個人的にはミックス作業が苦手なので、分離感があるSymphonyの方がミックスバランスはとりやすそうだなという印象です。リバーブ感もわかりやすいです。

以前Protools10と11で同じセッションを開いて比較してみたんですが、10の方が音が詰まった感じがするんですね。11は空間が出来て広がる感じで柔らかさがある感じ。
ロックな曲が10の方が作りやすいけど、生弦など入った空間が大切なバラードは11がいいみたいな。

今回のRosettaとSymphonyの比較もその時の印象に近い感じですね。時代は空間を広げる方を求めていると言う事なのかな。

後はクロックの違いがどうなんでしょうと言うところですね。Symphonyの宣伝文句にはBig Benのマスタークロックという言葉も出てくるのでその辺りはRosettaより改善されていると思うのですが、音のクリアさ等はそこまで差がわからなかったです。

個人的にSYmphonyはUSB接続しているのでその辺りが正直頼りなく思ってしまうのですが、どうなんでしょう?

拡張のThunderbolt接続出来るSymphony 64 ThunderBridge

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も気になりますけど、現状でも接続が出来るのに7~8万ほどで買う勇気がなく、、、Symphony 64 ThunderBridge使うと音が変わるんでしょうかね。そこも気になるところです。

 

まとめ


音楽的に常に新鮮な気持ちをキープしていきたいなと思い新調しましたが、ぶっちゃけどっちのインターフェイスも相当レベルが高いのでどっちがいいどっちが悪いと言ったことはほとんどないなと思いました。個人的にSYmphonyの立体感、あったかさは楽しみですけどね。

今回はApogee Symphony I/Oのレビュー1 〜Rosetta200と音質を比較してみた〜をお届けしました。
Symphonyについては録り音についてなどもう少しいくつか検証レビューしていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

メーカーサイト
http://www.apogeedigital.com/products/symphony-io

 

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takahide azuchi

takahide azuchi

DTM Reviewサイト発起人
ゆるーく時に真面目に音楽やってます。
ベース弾き/作曲/アレンジ/マニュピレート
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