DAWソフトSteinberg Cubase Pro8のレビューその3

スクリーンショット 2015-03-05 16.08.14

前々回 DAWソフトSteinberg Cubase Pro8のレビューその1 Cubase Pro8の新機能

前回 DAWソフトSteinberg Cubase Pro8のレビューその2 でいいところ、改善点、他の機材との比較等レビューしました。

今回はそれ以外に感じた事をレビューしていきたいと思います。

スポンサーリンク

DAWソフトSteinberg Cubase Pro8のレビューその3

 

●Cubase IC PROという、スマートフォンでPCをWIFI経由でコントロール出来るというまさに離れ業アプリも出ています。 まだ多用はしていませんが、面白い使い方は出来そうです。 例えば私のCubaseを使っている部屋は防音措置を施していないので、 今後防音の際の検証などに使うなんて手もあるかと思います。

●付属VST音源にはHALion SONIC SEがあり、YAMAHA S90ESのピアノがあるのは魅力です。ピアノタッチのMIDIキーボードコントローラがあればYAMAHA S90ESピアノになってしまうわけですから。 その他にもVST音源が多数入っておりエフェクト群も膨大で、私自身がまだまだ使い尽くせていない事が、これからの楽しみにつながっている次第です。

●チャンネルストリップEQ以前よりも刷新されより視覚的になっています。EQカーブに加え変調時のトラック出力がモニター出来るようになってます。

●Rewire機能は64bitでは対応出来ないって話が数年前にはあって、 しばらく使っていなかったわけですが、最近はどうやら対応してくるようになり、 今回私の環境下ではCubase Pro8にてようやくFL STUDIO 11 Rewireが表示されるようになりました\(^o^)/

ちなみにRewireとはメインのDAWソフトをインストールされている他のDAWソフトと同期させるという、荒業的機能です(笑)

●マニュアルがなくともYoutubeに様々な使い方がアップロードされており、そちらを参照するのも手で、DAW初心者が一気に背伸びする気で購入してもその恩恵は感じるに値すると確証します。

●Cubaseを使うにあたって必ずUSBキー(ドングル)が必要になるわけですが、本体自体はプラスチックで出来ていて、私は一度破損させてしまい、ヤマハのカスタマーサポート経由でスタインバーグ社にアクティベーションの再発行を依頼した経緯があり、私は破損防止で透明なテープを巻き付けてあります。

もうちょっと頑丈な作りになってもらえないものかと時折思います。いっその事、チタンで(笑)

●今のところ、私がCubaseを駆使しきっているかといえば、たぶんその40%も使っていないと思います。

私がDAWに求めている事といえば

  • VSTが使える事
  • 音が良い事
  • リアルタイムMIDI入力が出来る事
  • クォンタンズ機能がある事
  • ステップMIDI入力が出来る事
  • トラックが無制限である事(実際には16トラック使う事すら稀ですが)
  • オーディオデーターが扱える事
  • パラメトリックEQがある事
  • WAV・MP3等ミックスダウン出来る事
  • MIDIデータの保存が出来る事
  • 譜面出力出来る事

そんな程度です(^_^;)

オートメーション的な機能を使う事があっても、せいぜいフェードアウトぐらいでしょうか(笑)

●今はバンドに参加したりしているので、コピー曲などのテンポ検出→小節合わせ→MIDI入力→コード摘出のような使い方をCubaseで行っています。

●私がMIDIを初めて使い始めたのはまだマルチトラック音源の出ていなかった頃、 Roland D-50とYAMAHA QX-3をMIDIでつないでリアルタイム入力し、自分の演奏のムラを確認して癖をつかむのが当初の目的でした。欲をいえば曲が作れるようになりたいのもありましたが、モチーフつくるので手一杯でした。

●自分で曲を作ろうとするときの手順は様々なのですが、音色を選ぶ、エフェクト等で空間の雰囲気をある程度決める、適当にドラムパターン選んで流しながら基調的なバッキングパターン、コード進行を用意する。それらに似合ったBASSパターン、ルート音、オンベース等必要な要素を決めて曲のイメージをリアルタイム入力していく。

後は編集すればよいのでしょうけど、私の場合はたいてい納得するまでひたすらリアルタイム入力しますね(笑)。どうしても無理だった時だけMIDI編集を加えてます。

 

余談


ヘルプにマニュアルがあるわけですが、当初英語表記となっていて、2月初旬に日本語マニュアルがでるとの事だったのが、いつのまにか2月下旬にずれ込んで、気が付いたらダウンロード出来るようになってました。実にお待たせさせてくれました(笑)

●ダウンロード出来るので、ZIPファイルを展開してCubaseの英語版マニュアルの入っているフォルターにコピペするなり移動するなりしてやればCubase起動中にヘルプからアクセス出来るようになります。

ぶっちゃけ、何故Cubaseを使っているのかと問われれば、半分くらいは見栄です(笑)マニュアルだけで1558ページもあるんです(;゚Д゚)、ですから分からない機能はその時になったら調べるので良いと思っております。

 

•まとめ 


私の今までの経験としての話ですが、やはりある程度高額なDAWソフトほど発想の自由が利くと思いますし機能を選んで自分流に使う事もまた自由。Cubaseはその人に合った使い方の出来る現時点では最高のソフトだと思っております。

今回は「DAWソフトSteinberg Cubase Pro8のレビューその3」をお届けしました。

 

•メーカーサイトのリンク

http://japan.steinberg.net/jp/products/cubase/start.html

スポンサーリンク


DTM Review

DTM Review

DTM機材やギターやベース等の楽器等、音楽制作に関わる機材を実際に使用した人が、本音レビューをお送りしています。たまに音楽NEWSなども書いています。
DTM Review

Speak Your Mind

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ga('create', 'UA-42816298-1', 'auto'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('send', 'pageview');