MIDI キーボード KORG microkey 37 を紹介いたします。
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スペック概要
名前の通り 37 鍵の MIDI キーボードです。
サイズは565 (W) x 139 (D) x 54 (H) mm。 重さはなんと 1kg です。
とにかくコンパクトで軽いという印象が強いです。
USB バスパワーなので、電源は不要で、コンピュータとつなぐだけです。
また、USB 端子(A-type)が 2 つ付いていますので、消費電力の少ない USB 機器 (マウスなど)ならばハブとしてもつなぐことができます。
小さくても、MIDI キーボードに必須なピッチベンド、モジュレーションホイールはしっかり付いています。
また、鍵盤数が 37 鍵と少ないので、オクターブダウン、アップボタンが付いていますが、このボタンは今どのくらい上がったり下がったりしているのかがすぐに分かるように、色が変わる仕様になっていて、大変便利です。
もちろん、ベロシティー対応です。 鍵盤は、ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボードという、小さくても弾きやすい鍵盤が採用されています。
手軽に、簡単に、すぐに
なんといっても、大きさ、重さが軽いので、PC 周りがすっきりするのはもちろん、持ち運びすら可能です。
電源も不要で、ドライバも不要なので、シーケンスソフトで作業中に、少しだけ MIDI を打ち込みたい、といったときでも、USB でつなぐだけですぐに使えます。
小型のノートパソコンをバッテリーで駆動させれば、少しオシャレなカフェで軽いMIDI打込くらいなら問題なくできます。
打ち込みにはとにかく最適
鍵盤の材質上、グリッサンド等は生ピアノよりもはるかにしやすくなっています。
また、鍵盤が軽いタッチなので、ドラムやパーカッションなどの打楽器系の打ち込みも、楽々出来ます。
細かい設定は専用ソフトで
手軽なだけではありません。
MIDIチャンネルの変更、ベロシティーカーブの変更、コントロールチェンジナンバーの変更、トランスポーズなどのきめ細かい設定も、KORG のホームページから無料でダウンロードできる「KORG KONTROL Editor」を使えば可能です。
microkey 37 の欠点
欠点が一つだけあります。
それは、鍵盤奏者にとっては、鍵盤の幅が狭すぎるということです。
やはり、長年弾き続けたであろう鍵盤の幅は、体が覚えているものなので、意識しても違和感は拭えません。
鍵盤数やタッチも考えると、本格的なピアノの打込は厳しいかもしれません。
逆に言えば、本格的なピアノの打込以外は、なんでもできるといっても過言ではありません。
一台は持っていれば、何かと重宝する MIDI キーボードです。
ぜひお試しください。
関連サイト
microkey
http://www.korg.co.jp/Product/Controller/microKEY/index.html
KORG KONTROL Editor
http://www.korg.com/jp/news/2014/020703/
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宮脇拓也
現在作曲に没頭中。
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