VOCALOID3『初音ミクV3』はDTMを始めるにもピッタリです!

VOCALOID3『初音ミクV3』はDTMを始めるにもピッタリです! 昨年9月に発売された『初音ミクV3』をご紹介します。『初音ミク』といえばボーカロイド、ボカロの代名詞で、ニコニコ動画はもちろん、CDやカラオケになったり、テレビにも出てたりで、ほんとバーチャルアイドルって感じですよね。そういうの見てると自分もやってみたいなーって思う人も多いんじゃないかと思います。そこで、ボカロを始めてみたいなー、なんて人にぜひおすすめしたいのがこの「初音ミクV3」ですね。



 

 ■VOCALOID3『初音ミクV3』のポイント

  • 歌声ライブラリが5つも入ってる

  • Piapro Studioで直感的なボーカル編集

  •  DAWとしてStudioOneArtistがついてる

  • 音源管理ソフトMutant VSTiが使える

  • SteinbergのCubaseLEもダウンロードできる

 

■歌声ライブラリが5つも入ってる!

注目すべきは5つもライブラリがあって太っ腹なとこですね。『初音ミク』といえばほとんどの方が聞いたことはあるとおもいますが、もともとはVOCALOID2というソフトで音色は一種類だけだったのです。その約3年後に『初音ミク Append(*3)』という形で6種類の歌声が入った拡張ライブラリが発売されました。その2つをまとめ、『VOCALOID3』に対応したものがこの『初音ミクV3』なんです。だから今までの初音ミクをおいしいとこどりできるわけですね。   それでは簡単に初音ミクV3の各ライブラリについて紹介しておきましょう。Original,Sweet,Dark,Soft,Solidの5つの音色が選べるんですが、Originalは聞き慣れたVOCALOID2の初音ミクほとんどそのままです。Sweetは吐息っぽく、甘くささやくような声でちょっと音量小さめになってます。Darkは少し暗めの落ち着いた声です。Softは控えめな感じで、Solidははっきりとした目立つ声になってます。

さらにV3には「Englishバージョン」もあって、日本語だけでなく英語のボーカルまでできます。English版は単体でも買えますが(日本ではダウンロード販売のみ)、6種類全部入ったパッケージがバンドル版として買えるので、こっちの方が圧倒的にお得ですね。   「バージョンアップしたことで音色は変わっちゃったの?」というのが気になるところですが、私が確認した限りでは、V3の『Original』の音色は初期の初音ミクとほとんど差のないものになってます。今まで聞いてきたミクがどちらであれ、初音ミクのイメージそのままで使えますよ。

その他の音色もそれぞれ特徴的なので、これ一本だけで製作の幅が広がります。気分転換に違う音色を試してみるだけでも、いろんな雰囲気を味わえて楽しいですよ。

■Papro studioで直感的なボーカル作成ができる!

2 初音ミクV3も含めVocloid3シリーズは標準でTiny VOCALOID3 Editorがついていますが、かなり機能制限があるんですよね。 17小節までで1トラックしか使えないし、アンドゥ・リドゥも1回のみ。普通はそこでVOCALOID3 Editorを買ってね、となるところですが、初音ミクV3は違います。クリプトンが開発したPiapro Studioが付属していて、VOCALOID3 Editorとほぼ同等の編集が行えるんですね。Piapro Studioの方が後発な分かなり使い勝手がいいです。Macでの利用を意識してか、動きがなめらかで視覚的にも退屈しません。

そして最大の特徴はVSTi/AUプラグインとして動作することです。他の音源と同じような扱いができますし、調整したデータはDAWのソングファイルにまとめて保存されます。わざわざ他のソフトウェアを起動させる必要がないのです。

また、初音ミク以外にもVOCALOID3のライブラリはすべて使えますし、WindowsであればVOCALOID2のライブラリでもいけます。再生しながら編集できるのもポイントですね。   スペックをまとめておきます。

  • 15トラック使用可能

  • 無制限のアンドゥ&リドゥ

  • 再生しながら入力&編集が可能

  • VSQ, VSQX, MIDIファイル)の読み込み

  • VSQXファイルの書き出し

  • WAVファイルの書き出し

  • VSQ, VSQX, MIDIファイルから「テンポ」と「拍子」情報だけの読み込み

ただVOCALOID3エディタ用のJobプラグインが使えない点だけは注意してください。そうは言っても、Piapro Studioは今後さらに機能追加される予定とのことなので楽しみですね。

■その他バンドルソフト

「初音ミクで曲を作りたい!」と思ったらDAWも必要になってきますが、初音ミクV3には『Studio One Artist Piapro Edition』が付属しています。以前コチラの記事でStudio One のレビューをしましたが、その廉価版となっています。ですがフリー版とくらべて使える機能やプラグインが圧倒的に多いのでこれだけでも十分に曲作りができます(参考)。

ちなみにVSTi/AU非対応となっていますが、Piapro Studioは使えるのでご安心を。 さらに初音ミV3には『Mutant VSTi』が付属しているのもポイントです。 3 Mutantとは音素材配布サイトのSONICWIREが無償配布してる音源管理ソフトなのですが、そのVSTi版なんですね。StudioOneのブラウザ機能よりも圧倒的に使いやすいので非常におすすめです。DAWのワークフローの一貫として扱えるところも気にいっています。

また『Cubase7 LE』もダウンロードすることができます。コチラならVOCALOID Editor for Cubase NEOが使えるので選択肢が広がりますね。 ダウンロードは2014年2月28日までということらしいんですが、2014年5月5日の時点でダウンロードできました。いつダウンロードできなるかもわからないので、気になる方はお早めにどうぞ! Cubase7 LEダウンロードはコチラ



たけちてと

たけちてと

ミュージシャン
アコースティックギター、クラシックギターを10年近く演奏していたが、現在DTMを主力にすべく活動している。まずはStudio Oneの内蔵音源征服を目論んでいる。

Twitter:https://twitter.com/taketiteto
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たけちてと

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