エレキギターSCHECTER(シェクター) Hellraiser Avenger (Special Edition)のレビュー

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ギターを見にフラッと楽器屋に足を踏み入れると、ギブソンのレスポールやフェンダーのストラト、テレキャスなどが沢山。スタンダードなギターというのは人気。
しかし、今回はそういったスタンダードなギターではなく、日本に正規輸入されていないHellraiser Avengerというギターのレビューをお送りします。

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1. 入手までの経緯・購入理由


ここでレビューを書いているということは、勿論このギターを所有しているということですが、「正規輸入されていないHellraiser Avengerが何故自分の手許にあるのか?」ということからまずはお話ししましょう。

今から3年半前、ギターを探す目的でネットサーフィンをしていたところ、偶然どこかの通販サイトにHellraiser Avengerが出ていて、そのギターの外見に一目惚れし、購入しました。因みに、その通販サイトというのは、楽器専門店ではなく雑貨屋のものでした。

Hellraiser Avengerを購入することにした理由は、自分好みの見た目だったというのが一番大きいですが、24フレット仕様であること、そしてEMGのハムバッカーが2つ載っていることから、メタルを弾くのに向いていると考えたからです。

 

2.機材の説明


Hellraiser Avengerは、ボディーがマホガニーでできており、ボディーカラーがCherryのものはトップにキルテッドメイプルが貼られていて、透けて見える杢目がとても美しいです。

また、ボディーの独特の形は、美しいことは勿論美しいのですが、ギターを上の方で構えてもそんなに上で構えているように見えないようにする意図も、実はあるのではないか……と勝手に推測しています。

(このギターを買う人はメタラーが多そうなので。実際私もメタルを弾くためのギターを探していて、このギターに辿り着きました)

ジョイント方式はセットネックで、ヒールレス加工もされています。また、ロングスケール(25.5インチ)であり、弦が裏通しであるということが他の特徴としては挙げられます。

この2つでかなりテンションを稼ぐことができるので、全弦2音下げくらいまでなら、はっきりと音程が分かります(少しダルダルにはなりますが)。

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そして、ピックアップがEMGであることから、ノイズが無くサステインもある音になります。ただ、このピックアップは、同じHellraiser Avengerでも違うものが載っていることがあります。

 

3.通常のもの(Standard)とSpecial Editionとの違い


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Hellraiser AvengerはSCHECTERのダイアモンド・シリーズの中の1機種です。このシリーズは韓国で生産、カリフォルニアでセットアップという工程をとることで、低価格と高品質を両立させています。

その同じダイヤモンド・シリーズの機種の中でも、部品や装飾を見直すことで、さらにコストダウンを図ったのがSpecial Editionです。Hellraiser Avenger(Standard)とHellraiser Avenger Specialの違いを見てみましょう。
(並べている上の画像がStandard、下の画像がSpecial)

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やはり、インレイやバインディングにアバロンを使っているStandardの方が見た目は豪華ですし、また、ペグもロック式なので、Specialと比べると、実売価格では日本円で2万円位の差があります。見た目の豪華さも違いますが、一番の大きな違いはピックアップです。

Standardの場合、フロント・ピックアップにEMG 81-TW、リア・ピックアップにEMG 89が搭載されており、付属のPush/Pullポットが組み込まれているボリュームノブでコイルタップすることで、シングルとハムバッキングの音を切り替えて使用することが出来ます。

実は、私のHellraiser AvengerはSpecial Editionなので、コイルタップは出来ません。しかし、EMG 81・EMG 85でも、セッティング次第でシングルコイルに近いシャリシャリとした音を作ることも出来るので、特にピックアップの点で不満に思ったことは一度も無いです。

 

4.気に入っている点と改善の余地があると思う点


まず、見た目は滅茶苦茶気に入っています(外見至上主義なので見た目が気に入らないと食指自体が動かない)。アバロンの虹色の輝きよりもパーロイドの落ち着いた感じが好きです。

ピックアップに関しても、音作り次第で、ある程度は何とでもなるので特に不満はないです。Hellraiser Special AvengerはフロントにEMG 81、リアにEMG 85という仕様で、有名なザック・ワイルドの仕様(フロントにEMG 85、リアにEMG 81)と反対になっています。

しかし、その方がフロントとリアの差を引き立たせるには有効だと思います。EMG 81はミッド寄りの太くて丸い音、EMG 85はレンジが広くて高出力なので、所謂「フロントの丸い音」「リアの輪郭のはっきりした音」の使い分けがし易いです。マーシャルに繋いで(直アンでも歪みエフェクターを噛ませても)リアでブリッジミュートを拾わせてみると、ズクズクしてとても楽しいです。

ピックアップ・セレクターの位置も、右手の小指で弄り易い場所にあるので気に入っています。

カッタウェイに関しては、ダブルカッタウェイ且つ下部のカットも深いので申し分ありません。それに加えて、セットネックなので、ハイポジションも他のギターに比べると弾き易いです。

ここまでは気に入っている点の話。

唯一改善の余地があると思う点は、ネックジョイント部の形状です。

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ハイポジションで弾く際に、このぼっこりした部分に左手の掌が当たるのが気になることがあります。もう少しなだらかだったら良いのですが……。

とはいっても、これは好き嫌いの問題なので、改善して欲しいと思う人もいれば、そうでない人もいると思います。

 

5.まとめ


今回は自分の愛機Hellraiser Avenger (Special Edition)のレビューをお送りしました。

改善の余地があると思う唯一の点も挙げましたが、正直に申し上げると、私はこのギターを非常に気に入っています。当分(自分にとって)このギターを上回るようなものが出てくるのだろうか?と思ってしまう位です。

そんなに高価なギターではありませんが、こまめにメンテナンスをして、リペア不能になるまでは大切に使っていくつもりです。

以上エレキギター:SCHECTER Hellraiser Avenger (Special Edition)のレビューをお送りしました。

 

6.メーカーサイトリンク


SCHECTER
http://www.schecterguitars.com/international/

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森井裕

森井裕

ギター弾き。シンセサイザーも時々弄ります。
ディレイの発振音とうどんが大好物

≪連絡先≫
Twitter @yymolly(https://twitter.com/yymolly)
森井裕

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