MIDIコントローラーKORG nano シリーズ2 のレビュー

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こんにちは。A3RTと申します。
初めての外部機材をご購入予定の方、仕事で長期出張が多いけどDTMはやりたい!というような貪欲な方におすすめのKORGnanoシリーズ2をレビューします。

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私の動作環境はMacOSXでLogicとS1(Studio One)になります。

 

購入理由


元々88鍵電子ピアノのmidiアウトや49鍵midiキーボード等を使っていたのですが、1年前に国外を点々とする仕事の道に進むことになり、趣味でDTMも続けたかったのでとりあえずこのKORG nano シリーズ2の3製品を購入することにしました。

 

機材説明


さて、このKORG nano シリーズには先代のシリーズ1があります。このKORGnanoシリーズ2はそれの第二世代となります。

下の画像は手前からKORG nano KEY2, PAD2, KONTROL2です。

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nanoKEY2は見ての通りの超小型25鍵midiキーボードです。オクターブの移行、サステイン、ピッチベンド、モジュレーションは左隅のボタンで行います。

nanoPAD2は最近良く見るパッドものです。鍵盤、キーボードは様々な音色を打ち込みやすいのに対し、パッドは基本的にドラムを演奏するものです。
コンピュータ上で動かすので、自分で自由にドラムセットを構築することができるのが魅力です。
そして、目を引く左側の大きなものはX-Yパッドです。KORG社の有名製品「KAOSSILATOR」シリーズがDAW上で再現できると思っていただいて構わないと思います。

nanoKONTROL2は8チャンネルのフィジカルコントローラーです。
なんとなくわかるかもしれませんが、なんじゃそりゃ!という方のために簡単な説明をするならば、よく使う機能を手元においたり、トラックの情報を変えたりして作業効率を高めるものです。

 

機材のいいところ・悪いところ・特徴


いいところは、もうこれはコンパクトさ!そして安い!コレに尽きるかと思います。
自分はすぐに引っ越しをするような生活ですので、非常に助かっています!
飛行機に乗りまくる私は受諾荷物に入れる際はTシャツ等でグルグル巻いてからスーツケースにポイッと入れますが、今のところ壊れていないので持ち運びに対する耐久性もあると思います。

全て同じサイズですので持ち運ぶ際、片付ける際は重ねることもできます。とてもコンパクトになりますね。

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全てバスパワーで、USBハブを介して3つ同時にちゃんと動きます。私はUSBメモリやらいくつかドングルなども同時に挿していますが、問題なく動いています。

コンピュータ上で専用のソフトウェア「KORG KONTROL Editor」を利用すれば、自分で好きなようにアサインできます。要するにカスタマイズですね!

私は白を購入しましたが、カラーは他に黒もあります。

それでは、3製品それぞれの説明をしましょう。

 

nanoKEY2


もともとピアノ弾きの私には両手で引くことすらできない25鍵かつ小さな鍵盤で満足できるのか? といえば、そんなことはないです。
しかし、それでもメロディの構成、コードの構成、リアルタイム打ち込みなどの最低限のことはちゃんとできます。
鍵盤、もはやボタンですが、スッカスカでちょっと不安にもなりますが、一応ベロシティも検出してくれます。

オクターブのボタンは無点灯<黄緑<橙<赤<赤点灯と光ってくれますので非常にわかりやすいです。
サステインもちゃんと役に立ってくれます。
ピッチベンドとモジュレーションのボタンについて。
これは本体を薄くしたために設計上、仕方なかったのでしょうが、ホイール式ではないために一気にピッチがあがったりして調整ができないので、私は使うことはほぼないです。オートメーションをいちいち書くか、ソフトシンセの擬似ホイールをドラッグして使っています。

蛇足ですが小さなこのnanoKEY2は通常の鍵盤では8度(1オクターブ)が限界の小さな私の手でも11度まで軽々届くことができます(笑)。鍵盤はそれほど小さいです。

 

nanoPAD2


私のDTMにおいて使用頻度は少ないですが、ないと困ります。ちゃんとした大きなMIDIパッド機器は持ち運びが大変ですからよくぞここまでコンパクトにしていただいたと思います。

さて、基本的なことは普通のMIDIパッドです。叩き心地も悪く無いと思います。ゴーストノートほどの小さなものまではできないながらもベロシティもしっかりしています。個人の見解ですがキーボードで叩くよりもパッドのほうがノリノリでドラム系の音をリアルタイムで打ち込めます。
両手で一つのパッド連打はギリギリですが一応できます。

音の素材をスライスしていわゆるブレイクビーツをすることも多いのですが、その際にもイメージを掴みやすくよく使っています。
パッドは4バンクあり、16×4で合計64パッド分の設定を持つことが出来ます。私はたいがいバンク切り替えなどしませんが。
KORG KONTROL Editorを使えば自由にアサインを変更できますし、4和音まで重ねることもできます。

さて、このnanoPAD2の売りだと思われるX-Yパッド。非常に面白いです。カオシレータシリーズをまだ使ったことない人にはその楽しみ方がわかることと思います。ちゃんとスケールも16種類と豊富ですしキーも変更できます。
ただ、実際の楽曲制作に使うかというと正直私は使わないですね。カオシレーターなだけにカオスになってしまうので自分の想定外すぎて笑。

 

nanoKONTROL2


このようなものをフィジカルコントローラといいます。録音スタジオなどでみるあれの超簡易版です。机の上にあるだけでなんか出来そうな人!という感じがしませんか?
実際にこれはめちゃくちゃ使います。
モーター駆動式ではありませんから、不便な部分はもちろんあります。リアルタイムにオートメーションを記していく際の最初はもたつきます。見たとおりですがストロークも短いです。
8トラック分のチャンネルはいちいち切り替えなくて済むので助かりますね。ソロミュートボタンは特に使う機会が多いです。もちろん8トラック以上利用時に切り替えたいときはボタンひとつで切り替えることが出来ます。
また、ソフトシンセのパラメータ(カットオフ等)をアサインしてコントロールも可能です。これは私もときどき使う方法ですね。

一つ注意点があります。先ほどの写真からお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私はパンのつまみを紛失しています。私が購入に至る際に、某通販サイトのレビューにも同じことが書いてありましたので、よくあることかもしれません。持ち運ぶ際には気をつけないととれてしまいます。気をつけましょう。
ちなみにフェーダーのつまみも簡単に取れます。

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また、Logic起動時に極稀にnanoKONTROL2のみ認識されないことが有ります。設定をリセットしてソフトを再起動すれば直りますが、「もう!」となりますね。

 

まとめ


値段が安い、コストパフォーマンスも良い、ということから初級者で「midiキーボードを持っていない」「midiパッドを持っていない」「フィジカルコントローラーを持っていないという」方にはその入門機として十分に力を発揮してくれると思います。中途半端な機種を買うくらいならこれで様子をみてもいいでしょう。

また、私のように移動が多い方にもおすすめできます。コンパクトですから大きなスペースを確保できなくても問題ありません。ある程度の耐久性も有ります。

しかし、ちゃんとした機種を使用したことある身としては物足りないのも事実です。

特にmidiキーボードに関しては絶対と言ってもいいほど必要ですので、もうちょっとグレードの高いものを購入するのもいいと思います。私も直にスーツケースギリギリサイズまでアップグレードする予定です。

ご自身の環境に合わせて購入を検討されてみてはいかがでしょうか?

以上「KORG nano シリーズ2 のレビュー」をお送りしました。

 

メーカーサイトリンク

http://www.korg.co.jp/Product/Controller/nano2/

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A3RT

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