ギターアンプシミュレーターを比較してみた ~その2 Fractal Audio VS Kemper VS 生アンプ~

imageはい、前回のギターアンプシミュレーターを比較してみた ! ~その1 GTR VS AmpliTube VS Guitar Rig~に続いて今回はアウトボード系アンプのシミュレーターを中心に比較をしてみたいと思います。

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前回の比較はプラグイアンプシミュレーターを中心に行いました。それぞれに個性があって使いやすさ、生っぽさ、面白さ等ありましたが全体的には大きな違いは感じずまずまずな印象でした.

今回は個人的にも楽しみなアウトボード系アンプシミュレーターFractal Audio とKemperの比較、それからもう一つおまけに実際にアンプをならしてみた音も比較してみようと思います。

制作環境、制作曲は前回と同じです。それでは行ってみたいと思います。

 

1.Fractal Audio Systems – Axe-Fx II


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今回はまずFractal Audio Systems  Axe-Fx IIからです。

当サイトのレビューの中でも訪問者数が多い機材の一つですね。

Fractal Audioのレビューはこちら
http://dtmreview.com/fractalaudioaxefx2-551.html
http://dtmreview.com/fractal-audioaxe-fx2-1184.html 

自分の周りのクリエイターでも使っている方が最近増えて来ていて、これを持ちはじめてからアンプをならさなくなったという方もいます。気になっている方も多いと思いますが、アンプシミュレーターの中では値段が圧倒的に高いですね。プラグインのシミュレーターが1万〜3万くらいに対して20万30万以上と言う感じで、10倍レベル、円安でさらに高値に、、、汗

それはさておき

それでは聴いてみましょう。


おぉ、プラグインのアンプシミュレーターとは全然違う!普段プラグインのシミュレーターで弾いている僕からすると圧倒的に弾きやすい!という印象です。一番実感するのはミュートしたときなどの音のサスティーン感、アンプでならしているような粘っこさがしっかり感じられて

グルーブも作りやすく余分な力が入らない。これを弾いてからPCのプラグインのシミュレーターで弾き直してみるとその辺りの感じがなくて弾きにくかったり、力が入っているとあらためて感じられます。

音のなじみですがレンジが広くて曲に立体感が出てきました。プラグインでは表現できない帯域にいる感じです。今までよりもミックスもしやすそうですね。

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Fractal AudioはPCで操作出来るエディターがあるのでとても操作が楽です。自分はiMacでDTM,Mac book Airでエディターを操作すると言う感じで非常に作業も効率的です!この辺りはプラグインのような使い勝手の良さがあります。

ぶっちゃけ、いままでなんでこんなギター俺下手なんだろう、ミックスなんでこんなうまくいかないのかなぁという悩みが一発で解消される印象を受けました。やっぱり値段相応のことはあります!

 

2.Kemper


image_7そして実は自分の中では現在購入候補一位のKemperです。最近だとスピッツやmuseなどがライブ等でも活用していると言う事で使っている人も増えて来ているようですね。Fractalよりはちょっと安いんですね。それもFractalより惹かれる理由の一つですね。

Kemperで録ってみた音

ふむふむ、こちらもギターの弾きやすさはプラグインとくらべると断然弾きやすいです。が弾いてみた感じはFractalほど生っぽいと言うかサスティーン感はありません。弾いてみた感じの生っぽさはFractal>Kemper>プラグインと言う感じです。

ですが、出音はKemperの方が生っぽいかも!fractal中域に密度が多い感じに対してkemperは少しハイよりな印象です。

音の分離感はやはりプラグインとは全然違いますね。

Kemperはパソコンで操作出来るエディターが現状はWindowsしかないようですが本体自体が操作しやすいです。ラックタイプでない方はGAINやEQなどのメモリが光るのでわかりやすいです。

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がコントロールノブはアンプシミュレーターといってもアンプ通りと言う感じではないですね。kemper自身のシミュレートという印象です。UK系のアンプなのに歪みはアメリカンな方に持っていく等出来て不思議な感じも作れます。(歪みの方向性等もセレクト出来ます。)

個人的にこちらの購入を検討している理由の一つは生の音を実際に分析してシミュレート出来るという点、ベースアンプの音もプロフィリング出来るようなので再現性によってはライブでも活用出来るかなと目論んでおります。

だってampegのヘッドすんげぇ重いんだもん。。。

ampegの音をプロファイリングしてKemper→TCのRH450ヘッドのパワーアンプ⇒キャビって設定でどうなるんでしょう?なぜkemperのパワーアンプ内蔵を考えないかと言うとギターヘッドなら100wで大丈夫ですがベースなので450Wくらい必要かなと。

こちらも一度実験してみたいとこです。

 

 3.アンプ,LINE6 DT50


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こちらはおまけなのですが、最後に生アンプで録った音です。

ちょうどレコーディング期間中でうちにアンプが置いてあったので、うちのバンドのギターのアンプを拝借しました。

LINE6のボグナーデザインモデル、

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キャビもライン 6 DT50 412 4X12 でマイクはSM571本です。

こちら

ちょっと時間なかったのと音作り今一よくわかってなかったのでモコってしまったのですが、、

うぉ〜〜圧倒的に太い!!!そしてあったかい!アンプの音はここまで深いか!Fractalの弾きごこち、Kemperのオケとのなじみ感の生っぽさはかなりすごいなと思いましたが、

それでもアンプのレンジ感の広さは圧倒的だな、弾きやすさももちろんダイレクトにくる感じで空気を感じます。

まぁ当たり前ですけど、アンプに関しては音作りは他のアンプの音は作れないので音作りの選択は限られるのと、普通に考えて自宅では音は出せませんね。僕も防音室とはいえ近所が怖かったので1〜2テイクでささっと録りましたので

テイク的に荒いと思いますがそこはご了承ください。

 

 

まとめ


今回の比較は僕自身が元々使い慣れている機材ではないので触ってみた違いと言う点でのレビューになってしまいますが、いやいや、それにしてもアンプシミュレータ&生アンプの弾き比べ比べ色々な違いが検証できて面白かったです。

プラグインだとすごい力入って弾いてたってのが、Fractalやアンプで弾いてみてわかりました。全然力入れなくても心地よく弾けるんですね。あとはプラグインの歪みはちょっと無理矢理歪ませているような感じがあるのですが、アウトボード系は歪みに嫌みがまったくない感じでした。

 

ざっくりのまとめですが、

 

弾きやすさ

1、アンプ(LINE6)=Fractal Audio

2、Kemper

3、プラグイン系シミュレーター

 

オケとのなじみ、分離感などのよさ

1、アンプ=kemper=Fractal

2、プラグイン系シミュレーター

 

操作性、効率性

これはアンプの持ち運び、マイキングを考えると

アンプ以外はおなじような感じですが、Fractal Kemperの方ががとりあえずで作りやすいです。

 

値段

1,プラグインのアンプシミュレーターが圧倒的に安い

2,モノによってはアンプ

だいぶ差があって、

3,Kemper

4,Fractal

といった感じです。

個人的にはやはり数10万ガンバってでもFractalかkemperは取り入れたいなと思いました。ギターがうまい方はプラグイン等でも演奏力でカバー出来ると思うのですが、僕みたいにギタリストでない人などはやっぱり弾きやすさで全然変わります。

弾きやすさのFractal、出音の生っぽさと音のプロファイリングの面白さでKemperってとこですね。個人的にはKemperの安さに惹かれてkemperを買ってしまうかも。。

 

Kemperでアンプの音をプロファイルした音と実際の音との違いを是非検証してみたいですね。ベースもいけるのかどうか等も!

今回はギターアンプシミュレーターを比較してみた ! ~その2 Fractal Audio VS Kemper VS 生アンプ~をお送りしました。

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takahide azuchi

takahide azuchi

DTM Reviewサイト発起人
ゆるーく時に真面目に音楽やってます。
ベース弾き/作曲/アレンジ/マニュピレート
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